【CRI時評】一部米議員の「一つの中国」の原則への挑発は火遊びだ

2021-04-24 10:29  CRI

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 米上院外交委員会は現地時間21日、「2021年の戦略的競争法」と題した法案を審議・可決した。200ページ以上に及ぶこの法案のうち50カ所以上が台湾地区に言及しており、米国が定期的に台湾に武器を販売すべきだと公然と主張するとともに、台湾の国際機関への参加を支持し、さらには米国が台湾と他国政府にいわゆる「同等の待遇」を与えるべきだなどと主張している。

 これは米国議会が中国の核心的利益にかかわる問題で火遊びをしていることを示しており、「一つの中国」の原則に対する重大な挑発だ。この行為は中米間の三つのコミュニケの定めに違反しており、米国側が台湾問題で中国側に行った政治的約束に背くものだ。

 世界に中国は一つしかない。「一つの中国」の原則は世界に認められている国際関係のルールであり、中国のレッドラインでもある。中国政府は台湾問題で一切の妥協をしない。だが、米国側の一部の者はこれについて依然として幻想を抱き、間違った判断をしているため、この問題での読みが外れている。

 米国はこの法案で台湾地区との「パートナーシップ」強化を強調しているが、実際には台湾を駒にしているとの見方が強い。

 台湾問題は中国の主権と領土保全にかかわり、中米関係の中で最も重要にして最も敏感な問題だ。米国の一部政治屋は中国人の台湾問題での決意を過小評価してはならない。このレッドラインを越えようとする者は、中国の最も厳しい反撃を受けることになるだろう。「自国の一寸の土地を失うことは決してない」というのは、中国の人民、歴史に対する約束であり、口にしたら絶対にやり遂げる。

 米国には、約束を重んじて、口先だけにならないようにし、危険な「台湾カード」を使わないよう忠告する。中国は、最大限の努力をして平和統一を勝ち取ると同時に、他の選択肢の放棄を約束せず、いかなる選択肢も排除しないと何度も強調している。この点について、米国一部の者はこれ以上どんな幻想を抱いてはならず、判断を誤ってもならない。

 中国人の事柄は中国人が決める。台湾問題は中国の内政であり、外国の干渉は許さない。中国は統一していなければならず、必ず統一する。これはいかなる勢力も阻むことのできない歴史的過程なのだ。(CRI論説員)

 

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