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陝西省の有名観光地
中国の中部に位置する陝西省は黄河の中流域にあり、中華文明の重要な発祥地の一つです。省都の西安市は、隋や唐などの6つの王朝の都が置かれた場所で、名所旧跡が多く、そのうち、皇帝の陵墓が79カ所あります。
今日のこの時間では、陝西省の有名な観光地をご紹介します。
1つ目は華山。この山は、険しい登山道が一本しかないということが有名で、道教の総本山の一つでもあり、中には有名な観光スポットが120カ所あります。2つ目は秦始皇帝陵博物館。1974年に兵馬俑が発掘されました。その後、この遺跡に博物館が建てられ、西安観光の目玉となっています。今でも発掘作業が続いています。3つ目は西安古城壁(城壁)。高さは12メートル、基礎部分の幅は18メートル、最上部の幅は15メートルで、4つのゲートがあります。この城壁は明の時代に築かれたもので、今日までおよそ600年以上の歴史があり、現存する古代城壁の中で一番規模の大きいものとなっています。
そのほか、大唐芙蓉園、華清宮(楊貴妃入浴の温泉地)、法門寺、黄帝陵、壺口瀑布は、いずれも陝西省を代表する観光地です。詳しい内容については、是非、この時間の番組をお聴きください。(まとめ:任春生)