北京
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今年35歳になるザビル・ゲイルブラントさん(中国語名は夏維葉さん)は、四川大学哲学学部で教師を務めるフランス人です。中国文化にあこがれたザビルさんは、2018年にはるばるフランスから成都にやってきました。ザビルさんは今、地元の文化の魅力を感じながら、自らの夢を追いかけています。
ザビルさんは、フランス北部にある街に生まれました。ザビルさんにとって中国は、はるかかなたにある東洋の神秘的な国でした。そして2017年の初頭、ザビルさんは偶然にも、四川大学が哲学学部の教師を海外から募集していると知り、さっそく申し込みました。そして、四川大学への就職に成功しました。
ザビルさんは2018年3月に、成都で暮らすようになりました。「成都は独特な文化の雰囲気に包まれ、生活のリズムも比較的ゆっくりしている。ここでは伝統と現代が交差している」と、ザビルさんは語りました。
ザビルさんにとって、成都の人から最も強く受ける印象は「情熱と親切」です。成都に来たばかりの時、中国語はあまり話せなかったですが、生活の面でも仕事の面でも多くの人々に助けられたので、すぐ成都の生活に慣れたといいます。
ザビルさんは、また「そういう経験に感動した。このような生活は挑戦に満ちており、とても素晴らしいと思う」と語りました。(藍、鈴木)