北京
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習近平国家主席は25日北京で、中国は絶対的貧困の撲滅という並大抵でない任務を完成し、歴史に輝くもう一つの奇跡を生み出した、と厳かに宣言した。
世界を見渡すと、これほど短期間で数億人の貧困脱却を実現できた国はほかにない。特に過去8年間、中国は年平均1000万人のペースで貧困人口を撲滅してきたが、これは他の国では考えられないことだ。
同日発表された重要談話の中で、習主席は中国の貧困脱却の堅塁攻略が歩んできた非凡な道のりを振り返り、「七つの堅持」で中国の貧困脱却の重要な経験と認識を深く総括し、中国の奇跡の背後にある「秘密」を世界に明かした。その中で、中国共産党の指導を堅持すること、人民を中心とする発展思想を堅持すること、社会主義制度を発揮して力を集中して大事業を行うという優位性を堅持することなどは、特に他国から注目されている。
世界には、中国共産党のように貧困撲滅をたゆまず取り組んでいく事業と位置づけて代々取り組む執政党はそれほどない。これと同時に、中央から地方に至るまで、中国はきめ細かな活動の仕組みを構築し、社会全体が参加する貧困脱却扶助システムを形成し、全面的な貧困脱却目標の実現を制度面から力強く保障している。中華民族が数千年にわたって抱いてきた貧困脱却の夢を実現するために、中国人民は刻苦奮闘し、強大な内生的原動力を結集した。
世界最大の発展途上国である中国の貧困脱却の成果は人権保護の著しい進展を示しており、世界の貧困脱却を力強く推進した。データによると、中国の世界貧困削減事業への寄与率は70%を超え、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を10年繰り上げて達成した。
中国は貧困脱却堅塁攻略の精神を励みにして、今後貧困脱却の成果を打ち固めることと農村振興を結びつけ、共同富裕という目標に向かって前向きに努力し、世界の貧困削減と人類の発展のためにより大きな中国の原動力を注ぎ込んでいくだろう。