北京
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伝統的な祝日・元宵節を楽しむ
2月26日は元宵節(旧暦1月15日)で、旧正月の最終日とされます。この日に、元宵(小豆餡を包んだ団子)をゆでて食べたり、提灯祭り(灯会)で提灯を鑑賞したりする習慣があります。
食べ物としての元宵は、北部で元宵といい、南部では湯圓と言います。元宵は餡を白玉粉(もち米を加工した粉)の上で転がして、雪だるまのように作られますが、湯圓は餡を生地で包んで作られます。どちらも一家団欒を意味する中国語「団圓」と発音が近く、一家団欒、円満、幸福という願いが込められています。
元宵節に提灯祭り鑑賞は絶対に欠かせない伝統行事です。江蘇省南京市の夫子廟灯会、福建省泉州市の元宵節灯会、四川省自貢市の灯会という全国でもよく名が知られる提灯祭りがあります。更に、一部の地域では竜舞、獅子舞、高足踊り、ヤンコ踊りなども行われ、元宵節を賑わせます。
この時間では、今年の春節中の人々の観光事情をデータで紹介するほか、主に、元宵節の食べ物・元宵および提灯祭り鑑賞についてもご紹介します。詳しい内容については、是非、この時間の番組をお聴きください。(まとめ:任春生)