北京
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23/19
いよいよ今週木曜日、2月11日から中国の春節(旧正月)7連休が始まります。例年なら、民族の大移動と呼ばれる「春運」(春節前後の旅客輸送)、大規模な帰省ラッシュが起こりますが、今年は、新型コロナの感染拡大予防のため、なるべく勤務地に残って春節を過ごそうと呼びかけられているので、各地では、多くの人がその呼びかけに応じて、現地で春節を迎えることにしています。
そんな中、中国各地では新型コロナワクチンの接種も順調に進められています。番組の冒頭では、王小燕、斉鵬両アナが身近で感じたワクチン接種の動きについてお話します。
さて、春節前の火曜ハイウェイ、番組のメニューです。
▼帰省しなくても春節を楽しく過ごせるように!各地で様々な工夫
▼CMG「網絡春晩」が若者の好評受ける(クリックしていただければ視聴していただけます)
なお、来週は春節連休のため、新年特別番組の再放送です。火曜ハイウェイの次回の放送は2月23日になります。
北京スケッチ(2月3日の北京駅 撮影:斉鵬)
<お便りありがとう!>
★宮崎県のD.D(ラジオネーム)さん
今年はコロナ禍で異例の春節になりそうですが、北京・安徽省とお二人のトークから、緊張感が伝わってきました。斉鵬さんのリポートから中国でのワクチン接種の進行ぶりがよくわかりました。また小燕さんの電話インタビュー、春節前に帰国隔離の孫さんの体験がとても詳しくわかり参考になりました。
安徽省でお父さんの病院の小燕さんも、北京の斉鵬さんも、良い春節をお迎え下さい!
★名古屋・ゲンさん
北京の今年の春節は新たな気配がヒタヒタと迫っているようですね。ワクチンに関するレポート、とても参考になりました。優先される職種には、お国柄も感じ、なるほどと思いました。Aちゃんも接種会場のレポートをしていましたので、動画とラジオを合わせるとまるで自分もワクチンをうったかのような実感がありました。日本でも中国のワクチン外交がニュースになっています。世界40か国以上から、中国製ワクチンの要請が来ているのですね。
日本の勤務地から帰国した孫さんのホテル隔離体験はリアルで、ハラハラしました。ご本人は、とても冷静且つポジティブで素晴らしい方ですね。防疫体制の徹底ぶりには感心します。空港で消毒の為に、荷物がびしょびしょになって出てくるところ、ホテルの部屋での食事を受け取る時はノックを聞いて3分待ってドアを開けてとるなど、思えば深刻な場面であるはずなのに、思わず笑ってしまいました。孫さんのお話から、災難をチャンスととらえる逞しさを学ばせていただきました。無事に2週間が終わって、ご家族に会われることを祈っています。
奥田さんの篆刻、久しぶりに拝見しました。慕田峪長城の李健一さんが、霞の中で手を振っていらっしゃる姿、しっかりキャッチしました。力強い、くっきりした字ですね。
★東京都大田区の三輪徳尋さん
今回のインタビューからも、日本での水際対策が如何に不十分であるかということを考えさせられました。日本では、海外からの帰国者や訪日外国人に対して、「入国後14日間は検疫所長が指定する場所での待機」「公共交通機関を使わない」という要請をしていますが、そのことを厳格に管理する仕組みや罰則はありません。当然に、帰路につく際に公共交通機関を使うことも、隔離期間中に不用意に外出したり、会食などをするなど、感染リスクが高い行動を取る人が出てもチェックすら出来ずにザルのまま、見過ごされているような極めておそまつな対策しか取れていないことに危機感を感じます。
現状では、コロナウイルスの特効薬も無く、ワクチンもまだ十分な効果を発揮するに居たらない状況であるならば、感染抑制に効果的な対策としては、感染者を探し出して厳格に隔離することが最も効果的であると思います。そのために必要な14日の検疫、スマホの専用アプリ、強制的なPCR検査、隔離、感染発症地域全体の封鎖など、厳格な感染予防のための諸施策が中国で取られていることは、決してやり過ぎでもなく神経質でもなく、極めて当然な対応策なのだと思います。
北京スケッチ/春節間近の北京市内の公園(2月5日 撮影:平文智)
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