【CRI時評】「歩み寄り」で中米関係を再び正しい軌道へ

2021-01-22 11:59  CRI

 米国のバイデン大統領が現地時間20日、就任を宣言した。米国の新政権が客観的で冷静な対中認識を構築し、理性的・現実的な対中政策を策定できるかどうかが注目されている。

 過去4年間、中米関係は非常に困難な時期を経験した。根本的な原因はワシントンの一部政治屋が冷戦思考とイデオロギー上の偏見に基づいて、中国を「最大の脅威」と見なし、中国の政治制度を中傷し、中国企業の発展を圧迫し、中国の核心的利益と重大な関心事にかかわる問題でしばしばレッドラインに触れたことにある。

 難局に直面して、中米関係はどうしたら好転できるのか。昨年11月下旬、習近平国家主席は米大統領選挙で当選を確実にしたバイデン氏に祝電を送った際、双方は衝突せず対抗せず、相互尊重、協力、ウィンウィンの精神を堅持し、協力に焦点を当てて、意見の不一致をコントロールし、中米関係の健全で安定した発展を前に進めることを希望すると述べた。

 大国間の交流は、互いに尊重し合うことが重要だ。過去4年間の米政治屋のいくらかの振る舞いから考えて、米国の新政権がレッドラインに触れず、ボトムラインに触れないことは、中米関係を再び正しい軌道に戻す前提だ。現在の情勢の下で、双方が適切な接触のルート・仕組みを設けて関係改善の積極的なシグナルを発信することが、関係好転につながる実務的措置であることは明らかだ。事実、中米両国は感染症の防止・抑制、経済回復、気候変動などの分野で協力の余地が大いにある。これも双方が再び信頼関係を築く上で有効な手段だ。

 事実がすでに証明しているように、中米が互いに歩み寄れば、世界に有利な大事業を成し遂げることができる。逆に、双方が真っ向から対立すれば、世界の人々の利益が損なわれる。大きな衝撃を経験した中米関係が正しい軌道に戻るには、「互いに歩み寄る」ことが極めて重要だ。

 米国の対中政策は少数の反中勢力に束縛されてはならず、前政権が故意に埋めた「地雷」を踏んではならない。米国の新政権は政治的勇気と胆力を示し、イデオロギー上の偏見に縛られず、理性的に未来を切り開くようにしなければならない。

 中国はすでに双方がすべての対話ルートを活性化・開放し、交流のリストを整理・決定し、感染症との戦いをめぐる協力に焦点を当てて、両国の協力を展開することを提案している。米国の新政権が中国に歩み寄り、中米関係の「新たな1ページ」を書き記すことを期待する。これは両国の人々の根本的利益に合致するだけでなく、世界に対して負うべき大国としての責任でもある。(CRI論説員)

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