北京
PM2.577
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【初心を保ち、使命を胸に刻む】
担当:劉非
陳独秀は中国の文学革命の指導者で、『新青年』を刊行しました。マルクス主義に傾倒し、1921年に中国共産党初代総書記となりましたが、1929年には党内対立から除名されました。
安徽省の出身で日本留学の後、1915年に上海で雑誌『新青年』を刊行し、文学革命の口火を切りました。彼は「デモクラシーとサイエンス」をかかげ、青年の自立を促し、儒教こそは2000年来の専制政治を支えた決別すべき思想であるとしてきびしく批判しました。しかし、1929年には、トロツキストとして党を除名されるという変転に富んだ生涯を送りました。
【56の民族、56輪の花】
担当:孟群
今日のこの時間は、トーロン族の女性の「紋面」(顔の入れ墨)やリス族の「自然歴」と「合杯酒」、ナシ族のトンパ文字などをご紹介いたします。
トーロン族の女性の間では1950年代まで顔に入れ墨をする風習が残っていたため、現在でも人数は少ないものの、顔に刺青の入った年配女性が見られます。色は一般的には紺色です。顔に刺青をする理由は2つあります。1つ目は「入れ墨をする女性は美人」、2つ目は「家族の紋章である入れ墨によって、家族が分かる」ためです。
また、リス族は、民族独自の暦“自然暦”を持ちます。1年を、開花月(花が咲く月)、烏叫月(鳥が鳴く月)、焼山火月(山焼きの月)、采集月(採集の月)、収穫月(収穫の月)、煮酒月(酒造りの月)、狩猟月(狩りの月)、過年月(年越しの月)、盖房月(家作りの月)の10ヵ月に分けます。1年を通して、その時の風習ややるべき仕事などを月の名前で分け、いつ何をするかを、暦が教えてくれます。
リス族の女性
さて、雲南省の麗江に集まり住むナシ族が使っている文字「トンパ文字」は、象形文字で、宗教的に使用されるのみです。この文字は現在も使われており、原始仏教にもっとも近いとされる世界唯一の生きた象形文字として、ユネスコの「世界の記憶」に登録されています…
ナシ族のトンパ文字