北京
PM2.577
23/19
【初心を保ち、使命を胸に刻む】革命先輩――李大釗
担当:劉非
2020年、それは中国にとって特別な一年。貧困脱却の堅塁攻略戦の決勝の年、小康社会の全面実現における一里塚の年です。今年6月から、貧困脱却に焦点を当てた大型取材イベントが全国規模で行われ、全国900人の記者が8つの重点地域で人々の生活を密着取材しました。李大釗(りたいしょう)は日本に留学して早稲田大学に学んでいるとき、日本の二十一カ条の要求に憤激して反対運動を起こした。また河上肇らの著作からマルクス主義を知り、次第にそれに傾倒した。ロシア革命が起こると翌1918年11月に雑誌『新青年』に論文を発表し、ボリシェヴィキ革命の勝利を評価し、中国人民の決起を呼びかけた。それは啓蒙的な運動から、実践的な運動への転換を画することとなり、彼自身がその年、北京大学で学生たちと「マルクス学説研究会」をつくり、中国におけるマルクス主義運動の先駆となった。
この時間は、中国共産党創立100周年記念シリーズ番組「初心を保ち、使命を胸に刻む」をお届けします。
【56の民族、56輪の花】
担当:孟群
今日のこの時間は、ブーラン族とプーアル茶の話、アチャン族の「戸撒刀」、プミ族の成人式などをご紹介いたします。
中国とミャンマーの国境に近い雲南省シーサンパンナーのブーラン山の最初の住民がブーラン族で、この山はプーアル茶の故郷といわれるほど、大変古くからお茶が栽培されています。毎年4月と5月、新茶を摘んで中華なべで炒めます。また、発酵したお茶も好んで飲みます。
また、雲南省南部に集まって暮らすアチャン族の若い男性は「刀」を携帯する習慣があります。中国人民解放軍の儀仗隊が使う軍刀も、アチャン族の職人が作ったものだということです。
ところで、雲南省に居住するプミ族は、一番重要な祝日は漢族と同じ旧正月で、この期間に成人式も行われます。プミ族の成人は13歳で、ワンピースの民族服装を着ている13歳未満の子供たちは、成人式をきっかけに、男子はパンツ、女子はスカートをするようになります…
シリーズ番組「小康社会に向かう中国人の暮らし」では、第23回として自然環境が厳しいチベット自治区での生活改善の話をお届けします。また、「56の民族、56輪の花」の番組では、ブーラン族、アチャン族、プミ族のことをご紹介いたします…