北京
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【国産編】
吉祥如意(The Reunions)
公開日:2021年1月29日
監督:大鵬(ダーポン)
主演:王吉祥(ワン・ジーシャン)大鵬(ダーポン)劉陸(リウ・ルー)
映画監督や俳優、プロデューサー、タレントなどとして活躍している大鵬(ダーポン)が監督と主演を務める最新作『吉祥如意(The Reunions)』が2021年1月29日に一般公開決定。本作は、大鵬自身が経験した実話に基づき、親子の絆をテーマに中国東北地域の家族が旧正月を迎える様子を描いています。大鵬はネットドラマシリーズ『屌丝男士』の主演で人気を博したタレントで、初めて映画監督に挑戦した『煎餅侠(Jian Bing Man)』(2015)も全土で大ブレイク。多岐にわたる活躍を見せています。コメディのイメージが強い大鵬ですが、今回は初めて社会派作品に挑戦していることで話題に。作中に素人の出演者を多数起用した、ドキュメンタリータッチな作品として堪能できます。この作品は昨年の第23回上海国際映画祭コンペティション部門にあたる「金爵奨」にノミネートされているほか、第10回北京国際映画祭「鏡界」部門に出品されています。
【洋画編】
レディ・マエストロ(中国題:指揮家)
公開日:2021年1月22日
監督:マリア・ベーテルス
主演:クリスタン・デ・ブラーン ベンジャミン・ウェインライト スコット・ターナー・スコフィールド
20世紀に活躍した女性指揮者アントニア・ブリコの半生を描くオランダの伝記映画『レディ・マエストロ(中国題:指揮家)』(2019)がこの1月22日に中国で約1年半越しの中国一般公開を実現。本作は、女性が指揮者になる夢を見ることさえ許されない時代に生まれたブリコが、全力で夢を追いかけるサクセスストーリー。監督と脚本はマリア・ペータースが担当しています。マーラーの「交響曲第4番」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」をはじめとする数々の名曲が劇中に登場し、クラシック音楽ファンを楽しませてくれる1本ともなっています。主演はクリスタン・デ・ブラーン、ベンジャミン・ウェインライトなど。日本では、2019年9月20日に上映されました。(ミン・イヒョウ、謙)