2020年12月23日放送のお便り紹介

①東京都大田区   三輪 徳尋

「南京大虐殺の被害者を悼む7回目の国家追悼日」に際し、日本の軍隊が行った殺戮により命を奪われてしまった無辜の市民、非武装の兵士の方々、そして、祖国のために命を捧げた全ての戦没者に対し、衷心より哀悼の意を表します。この12月13日を迎えるたびに、この忘れてならない残忍な行いによって、大切な人たちを奪われ、残されたご遺族、ご親族の胸中は、如何ばかりかと察するに余りあるものがあります。その気持ちを考えると、その重みで胸が潰れてしまいそうです。

日本は、不都合な事実を歴史として深く学ばせること無く、時の流れで風化させることや、事実を認めること無く、言葉匠に正当化させることなどではなく、祖先が犯した過ちを正しく認識して、後世に再び過ちを犯すことがないように伝えなければなりません。非難されるような歴史であったとしても、一人ひとりが正しく認識して、家族でその過去にあった事実について語り合い、コミュニティにあっては、過去の事実を銘記し平和を望む気持ちを共有することが必要なのだと思います。追悼の日に改めて、真に平和を求め、国の境界を超えて、共に手を取り合い、人類運命共同体が実現されることを心から願います。

日本では、12月13日、当日であっても「南京大虐殺」についての事実を積極的に伝えようという気運は感じられません。とても残念なことで日本人として恥ずかしいことだと思います。今後も、人類運命共同体に加わることが許される人を育てるために、一市民としてできうることを模索し、努力してゆきたいと思います。

②岐阜県美濃市　　　 平野　精一

中国国際放送日本語放送の皆様、こんにちは。

１２月に入りまして、美濃市は天候に恵まれた日が何日か続いています。今月に入って美濃市街地の中心部にはクリスマスツリーが設置されるようになった他に、一般家庭の家でも夜になるとイルミネーションの飾りを見ることが出来ます。また６日の日曜日に街を通ると多くの観光客の姿を目にしました。日本ではコロナ感染者数が多くなっており、全国各地では過去最多という言葉を聞き、岐阜でも過去最多の４２人の感染者が出ました。

番組の感想では、１０日の「ニュース」で世界灌漑施設遺産に中国から福建省の灌漑施設を含めて４カ所がリスト入りし、合計で２１カ所になったそうですね。今回の４カ所がどこの地域なのか短い時間ながらも知ることが出来ましたが、中国だけではなく、日本も入っており全体的にアジアの国が多いという印象を持ちました。

この日は２１時からの中波の放送を拝聴しましたが、最初のニュースは少し雑音が目立ちましたが、時間が経つに連れて良好になっていきました。ここ最近、貴局からの受信状態ですが、短波の放送は受信不能状態になっており、変わりに中波の放送を拝聴しています。短波の方は何らかのトラブルまたは検査が行われているのでしょうか？それでは、またメールを送ります。再見！

③京都府木津川市 　 関　真則

今、日本では新型コロナウィルス感染が拡大でキャッシュレスが加速しています。

スーパーマーケットのレジで支払う際は現金より電子マネー、クレジットカード・デビットカード払いが増えています。また、スマホ決済も加速しつつあります。中国では新型コロナウィルス感染の拡大前からキャッシュレスが生活に浸透していると思います。ちなみに、中国や香港ではVISA、JCB、マスターカードのクレジットブランドのデビットカードはあるでしょうか。日本では銀行のキャッシュカードにクレジットブランドのデビットカードがあります。銀行のキャッシュカード機能であるため、海外 国内、ネットショッピングでも買い物することができます。

以上のお便りを12月23（水）ラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日の「ハイウェイ北京」からお聴き下さい。

ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday