北京
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中国共産党海南省委員会宣伝部常務副部長、省政府映画局局長、海南島国際映画祭秘書長などを兼任する符宣国氏はこのほど、「海南省の政策環境を絶えず最適化し、省の映画事業と映画産業の発展加速を着実に推し進め、海南を映画の島にし、米ハリウッドやインドのボリウッド(ムンバイを指す)と並ぶハイリウッドにすることを期待している」と表明しました。
海南省三亜市では現在、海南島国際映画祭が開催されています。符氏は映画祭期間中に開催された「海南自由貿易港映画促進サミットフォーラムー契機と革新:国際自由貿易港映画産業の建設と発展」で、出席者に対して「海南島には独特の自然風景がある。熱帯の森林、ビーチ、湿地などの豊富な映画撮影資源が海南島を名実ともに天然のスタジオにしている。中国の映画史には海南に関連する事例が多く刻まれている。海南自由貿易試験区と自由貿易港の建設と同様に、海南島国際映画祭も3年目に入った。この3年間、海南省は映画業界分野の改革・革新を積極的かつ穏当に推進してきた。管理体制や管理の仕組みを不断に健全化し、海南島国際映画祭を自由貿易港文化の重要な伝達媒体とし、国際文化交流を促進する重要なプラットフォームとするよう努力してきた。このプラットフォームに引き寄せられて、今年の映画祭には114カ国から前回比293%増の計4376本の映画の応募があった。海南島国際映画祭は映画業界に次の可能性を提供する」と紹介しました。
符氏はさらに、「海南は海南島国際映画祭の名刺をさらに磨く。映画祭を重要な手がかりとして、産業チェーンの全過程を伴う映画産業体系を構築し、映画祭に影響力発揮とけん引の役割を十分に担わせ、独特の自然環境と政策による恩恵によって良質な資本を導入し、標準化され専門化された映画制作へのサービス体系を構築し、健全化し、海南省を映画島にしていく。米国にはハリウッドがあり、インドにはボリウッドがある。われらの海南島は今後、ハイリウッドになれるのではないだろうか。とても楽しみにしている」と述べました。(雲、鈴木)