12月8日 火曜日

2020-12-08 16:54  CRI

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 2020年も年末に近づいてきました。CRI日本語部では、毎年恒例の「紅白歌比べ」を含め、新年特別番組の製作に取り組んでいるところです。今日の午前中は、スタッフ20人余りで「紅白歌比べ」の合唱曲を収録しました。これから各出場者(いずれも日本語部スタッフ)の収録に入る予定です。今回は初出場のスタッフもいるので、ぜひご期待ください。

 さて、今週の番組、主なメニューは以下の通りです。

▼新型コロナ、中国国内の最新の動き

武漢からの街角リポート~黄鶴楼から眺める「毎日違う武漢」

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黄鶴楼から眺める武漢(撮影日:12月5日)

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武漢取材グループ3人(左から王小燕、星和明、趙雲莎)

<お便りありがとう♪>

★名古屋・ゲンさん

 健康コードの話題で、外国人観光客に関してはレポートがありませんでしたが、これは今の状況では、そこまで対応していないということなのでしょうが、それでも何だか、スマホを持たない外国人の老人という三重苦の人はどうなるのかと、心配になりました。そういう人も手軽に使える「外国人老人スマホ」の開発をお願いしたいと思います。コロナは色々な生活様式を変えてしまいましたね。

 「コロナ禍の文学創作と作家の責任」中日作家オンライン交流会、興味深く聞きました。文学のことはさておき、作家さんが、散歩コースを色々変えながら出会うものに心を寄せたり、動植物に声をかけて名前までつけていたというお話は微笑ましかったです。

 どんな状況にも、創作の空間があると、作家の皆さんから生きるための励ましをもらった気がします。実際に会ってお互いに表情を見合っての話し合いであったら、もっともっと深い交流になったかもしれませんね。でも、オンラインであれ、日中の作家さんたちの交流会が続けられることは、素晴らしい事と思います。

宮崎県・ラジオネーム D.Dさん

 1日の番組から、サッカー界のレジェンド・マラドーナ氏の突然の訃報は、中国でも大変大きく報じられた様ですね。お二人のトークから、かつてマラドーナの現役時代から社会主義・中国でも彼のサッカーがTV中継され、広く中国の人々に愛されていた事が分かり大変興味深かったです。サッカーファンでもある斉鵬さんなので、機会があれば番組で最近のサッカー界の注目選手やクラブ、中国代表チームやスーパーリーグの動きなども教えて下さい。

  旬の話題は先週に引き続き「嫦娥5号」の情報。聞いたところ嫦娥とは中国神話の月に住む仙女を意味するとか。ロマンチックな神話の時代から現代中国先端の宇宙技術は隔世の感がありますね。また高齢者のスマート技術支援、小燕さんのお話のコンサート会場入場時のトラブルは何処でも起こりそうですね。中国政府の高齢者に優しい取り組みが良いと思いました。(ボジティブな小燕さんらしい「幾つになっても勉強」にも共感です!)

  中日作家オンライン交流会では、李敬澤さんらのコメントを興味深く聴きました。今、コロナで懸念される人々の孤立や分断に対し、文学や映画等の創作物が、人々に繫がりや希望を示すものであって欲しいと、私も思いますね。

★新潟県新潟市・石黒隆さん

 中国の月面探査機、嫦娥5号にニュース、ハイウエイ北京コーナーで大きく取り上げられていました。大変に興味をもちましたが、まだ半分以上は理解できていません。詳細は今後の放送でいろいろと教えて頂けたらありがたいです。

★東京都・三輪徳尋さん

 心ある作家さんがこれから創作する作品の数々が、「人類はどの人も生命の共同体中の一員であることを人々に気付かせ、人類が絶滅するまでに追い詰められてしまう前に手を取り合って人類運命共同体を創造する気持ち」を人々に植え付けるワクチンの役割を担ってくれると信じています。

北海道石狩市・上田知晴さん

 嫦娥5号の打ち上げ、それとモジュールの分離成功。中国の皆様、おめでとうございます。いえ、これは中国の皆様のみならず、人類全体にとっておめでとうございますなのかも知れません。これまでは見上げることしかできなかった月、いくら頑張って手を伸ばしても手が届くことのなかった月。その月の上で、個々が独立して重要な単独の仕事を行う予定のモジュール。いよいよ、それらがそれぞれ有効に機能するための準備段階に難無く入ったわけですから、このまま計画通りに進めば、見上げることしかできなかった月を私達は間近で見ることができて、手が届かなかった月を触ることができるようにもなるのでしょう。これは、人類の進歩にとっては大きな大きな一歩となることは間違いありません。

 ところで、次々と大きな成果を収めている嫦娥計画ですが、中国の一般市民の皆様はこの大きなプロジェクトにどんなことを期待されているのでしょうか。やはり計画の最終目標でもある有人による宇宙空間での長期滞在の実現でしょうか。私は、個人的期待ですが、月の次に火星も目指して欲しいと思っています。月に着陸してから地球ではなく、火星を目指して飛び立って、火星に月と同じ様に着陸してから地球に帰ってくる。そんな天体間遊覧バスみたいなこと、嫦娥に注ぎ込まれたCNSAの技術力なら可能ではないのかと思わず期待をしてしまいます。いずれにしても、ワクワクする話ばかりです。なんだか、これから毎夜、お月さんを見上げるのが楽しみになってしまいます。

 今日はCRIインタビューで素敵な言葉も勉強させて頂きました。文学に精通された皆様ですから、言葉のひとつひとつが頷いてしまうことばかりでしたが、中でも「新型コロナウィルスで隔離と分断が進む中、人類の精神的つながりをつなぎとめることが作家の役割」と「人と人のつながりはコロナ禍の中では喜びである」という二つのお話は心に残りました。そうですよね。人と人が繋がっていられることは大きな喜びですし、精神、つまり、心がつながっていることが人にとってはとっても大切なのだと思います。それを作家の皆様は責任・役割として捉えてくださっていることはとてもありがたいことだと思います。でも、これは、何も作家の皆様だけではないと思います。私達ラジオのリスナーもそうではないでしょうか。私達リスナーも放送の中でアナウンサーの皆さんが伝えてくださることにうん、うん、そうだ、と頷いたり、あっ、そうか、そうだったのか、と新しい驚きや知識を頂いたりしています。この時は伝えてくださっているアナウンサーの皆さんと一つの話に共感することで心がつながっているのだと感じますし、又、時々、番組の中でリスナーのお便りをご紹介頂いている時も、いつもお名前をお聴きする常連リスナーさんと同じ思いだったり、そのリスナーさんの考えや見方に感心して共感させて頂いた時は、私達リスナー同士もアナウンサーさんの言葉を通して心を繋げることができたのだと感じます。だから、やっぱりその時はとても嬉しくて、大きな喜びを感じることができます。作家の皆さんは文字と文章を通して心と心を繋げてくださるのと同じように、コロナ禍であっても私達はラジオを通じて全国、全世界の皆さんと心と心をつなげることができているのです。

★高知県四万十市・杉村和男さん

 12月1日の放送は冒頭、月探査機「嫦娥5号」 月面への軟着陸用意という話題から、最後のCRIインタビュー中日作家オンライン交流会では、李敬澤さんが杜甫の詩を引用されて、コロナ禍の人々を夜空の星に例えたお話で、終始ロマンチックな雰囲気でしたね。コロナで皆、疲弊しているので、しばし癒される思いがしました。

 嫦娥5号が着陸されるという嵐の大洋の北にあるリュムケル山について、日本から双眼鏡で、その「嵐の太洋」を眺め、嫦娥5号の姿を見てみたいものです。光の速さでも1秒要するという月に到達して着陸するというのは、相当高い技術、また高度な計算が有ってのことでしょうね。

 高齢者のインターネット、スマホ技術利用を支援という話題について、私はスマホ自体、持ち合わせていません。ガラケー(ガラパゴス携帯電話の略称、古いタイプの携帯電話の意)を使用しています。もし、中国に居たなら、私も対象になります。

 CRIインタビュー、作家の皆さんのコメント、指摘は造詣の深い内容ばかりで、大変感心しました。中でも、長春の作家、金仁順さんが、カミュの小説「ペスト」を引用されて、「人間には災害自信は選べられませんが、災害に対する姿勢は選ぶことが出来るものなのです」や阿部智里さんの「文学は横からだけではなく、縦軸でも縦横無尽に紡ぎだす力が有り、過去を受け継いで、それをまた未来へと繋いでいく」、また李敬澤さんの「深刻な災難が起きても、人類はどの人も、命の共同体の中の一員であることを人々に気づかせる。これこそが、作家のすべきこと」などなど、大いに感銘を受けました。

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 上の写真は、2020年11月4日、高知県梼原町坂本川での紅葉です。上流方向から下流方向の眺めになります。赤、オレンジ色、黄色と色とりどりになっていますが、全て同じ、イロハカエデという木です。日光の当たり具合によって、色づき具合に差が出ています。写っている川は四万十川支流の四万川です。

12月8日 火曜日

 季節が逆戻りしたかのように見えるかもしれませんが、四万十市の南隣、高知県土佐清水市大岐にある「大岐海岸、大岐ビーチ」の眺めです。サーファーが多く訪れる、この辺りでは有名なサーフ・ビーチです。ただ今年はコロナの影響で、4~6月にかけて、駐車場が閉鎖されていました。水平線上は、四国最南端の足摺岬です。

 自宅から30分ほどの所ですが、四万十市と土佐清水市大岐とは気温がなんと、5℃以上も違います。南国のような風景です。コロナに加え、寒くなってきましたので、このような景色を見るとホっとします。2020年12月3日の撮影です。

12月8日 火曜日

 上の写真は、コウテイヒマワリ(皇帝ひまわり)です。名はひまわりに似て、大型であることに因ります。高さが建物の2階あたりにまで、達します。

 ひまわりが夏に咲くのに対して、晩秋に咲きます。光(太陽)が長時間当たると花を付けない「短日性植物」の1種です。有名なものでは、他にアサガオ、コスモスなどが有ります。2020年12月3日、高知県土佐清水市松尾での撮影です。前方は、土佐清水市街方向、後方は足摺岬方向です。四国最南端、足摺岬はもう、ここからは目と鼻の先です。

 美しい花や風景を眺めていると、心が和みます。CRIインタビューの作家の皆さんのように、こうした写真を届けて、コロナで苦しんでいる、困っている人達の励ましになればと思います。これから先、まだどれだけ続くか分かりませんが、中国と日本とで、励まし合っていきたいですね。

◆ ◆ ◆

 この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040 中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号 中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

12月8日 火曜日_fororder_周二节目介绍用1
CRIインタビュー】ポッドキャストでもお聞きいただけます

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【ハイウェイ北京】ポッドキャストでもお聞きいただけます

 

ラジオ番組
10月29日放送分
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