【CRI時評】道理をわきまえないモリソンの肩を持つ西側政治屋

2020-12-04 14:07  CRI

 オーストラリア軍人がアフガニスタンで罪のない人を殺害した事件が連日にわたって、各方面から強く非難されている。オーストラリアのモリソン首相が正義の主張をした中国に謝罪を求めたことは、国際社会の笑い話になっている。だが、オーストラリアの一部同盟国の政治屋とメディアはそそくさと出てきて相手の怒りを買う発言をし、良心に背いてオーストラリアとともに中国に対処すると言いふらしている。その裏で、彼らはいったいどんな腹黒いことを考えているのだろうか。

 まず、オーストラリア側の視線をそらし、犯罪を覆い隠すのを助けようとする意図は明白だ。西洋では、現実に基づいた政治漫画を使って時代の悪弊を批判するのはおかしいことではない。断固として「漫画権」を守るそれらの国は、どうして中国人の「漫画権」を容認できないのだろうか。結局のところ、これは西側の一部の国がダブルスタンダードを弄して互いに気持ちが通じ合っていることを示しているにすぎず、そのために最も基本的な国際正義と道徳的良識さえ捨てている。

 さらに突っ込んで見ると、オーストラリアの同盟国であるアメリカ、イギリスなどの軍隊もクリーンではない。ある情報筋は、オーストラリア国防顧問のクランプワース氏に、オーストラリア軍人が何をしようと、英国と米国の兵士よりもひどいことはしていないと語ったことがある。このように、アメリカ、イギリスなどの国はオーストラリアと癒着しており、これらの国は中国に対し強く振る舞うことによって、自分たちの犯罪が暴露されず、「人権」の仮面がはがされないようにしているにすぎない。

 もう一つの深い原因は、一部の頑固なイデオロギー偏見を抱いている西側政治屋は、自分たちは栄光と損失をともにする価値観共同体であり、道徳的「優越感」と「裁判権」を先天的に持っていると考えているからだ。彼らは中国や他の気に入らない国についてとやかく言うのをよしとするが、逆に中国がこれらの国の悪行を批判することを認めない。(CRI論説員)

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