【CRI時評】逆ギレのモリソン首相、豪州を「悲しい冗談」に変える

2020-12-03 11:58  CRI

 オーストラリア国防省は先ごろ発表した調査報告書で、アフガニスタンでの豪軍兵士による無差別殺人という反人類的な行為を詳細に紹介している。二人の14歳の少年の喉をかき切った後に川に投げ込むなど、身の毛がよだつものであり、国際社会から強烈な非難を浴びている。

 だがモリソン豪首相は、自国の兵士による重大な犯罪行為について謝罪しないどころか、かえって中国外交部の報道官が豪軍による残虐行為を非難する画像をSNS上で転載したことについて不満を表明し、中国側に「謝罪」を求めた。基本的な良識を持っている人なら誰でも、この画像は豪州側の報告書の内容に基づいたものであることを見抜くことができるだろう。生の写真ではないものの、その内容は真実で誤りのないものだ。

 確かに長い間、オーストラリアの一部の政治家に代表される西側の政治家は、「人権の先生」の役割を果たすことに慣れ、意気揚々と悪口を言い、一つまた一つと人権をめぐるうそをねつ造して他国を中傷するくせに、他国が自分たちの人権上の汚点に口を挟むことは許さない。「画像事件」におけるモリソン氏の振る舞いは、その横暴、偽善、ダブルスタンダード、人々の注意をそらそうとする心理、事実真相に対する後ろめたさを十分にさらけ出しているといえる。

 画像事件を受け、オーストラリアの一部の同盟国は、善悪や是非を問わずに理由もなく中国を非難している。戦争犯罪への放任と正義への蔑視により、一部の平和の旗を掲げる西側の軍隊は、テロリストの共犯者、平和・正義の蹂躙者と化している。

 オーストラリアの駐ポーランド大使、駐カンボジア大使を務めたトニー・ケビン氏は、「オーストラリアは急速に悲しい冗談になりつつある」と警告している。オーストラリアの指導者が、軍隊を正し、犯罪者を法に照らして処罰し、アフガニスタンの人々に謝罪することに力を注がず、ごね続けるなら、オーストラリアという国の名声だけでなく、西側世界が誇る「価値観」も粉々になるだろう。(CRI論説員)

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