北京
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①東京都大田区 三輪 徳尋
日本の喫茶店やカフェで紙媒体の本や雑誌を読んでいる人の姿を少し前までは、良く見かけたものでしたが、このところ、スマートフォンをいじっている人を見かけます。本を読んでいる人の姿を見ることはとてもめずらしくなりました。以前は、電車の車内でも雑誌や新聞を読む人の姿を見たものでしたが、本当にそうした光景を見ることがなくなりました。
紙媒体でなくても、スマートフォンや電子書籍リーダーなどで読書することも可能で、そうした媒体で読書を楽しむ人も多くいるとは思いますが、媒体に関係なく、読書時間が「ゼロ」という日本人が半数以上を占めるという驚くべき調査結果が多く発表されています。
絵と擬態語、擬音語、短文で構成される漫画で多くの情報を得ることができるようになっている日本では、巷にある様々な事象を解説することにも漫画が用いられています。少し複雑なものを説明したいときには「詳細はホームページのアニメ動画を見て」ということも少なくありません。漫画の中やスマホの中にある文字や短文を読むことはしていても、挿絵も少ない書籍に馴染むことは無く、文章を読み込むことをしてこなかった人が増えているのだろうと思いました。
中国で大規模に全国民読書に関する各キャンペーンを展開し、公共の図書館を増やし、「子供に読書の楽しさを感じてもらい、認知能力を徐々に育てる」親子読書を推 奨することは、将来の国を担うことができる素晴らしい人材を育てるためにとても重要な政策が行われているのだと思います。
②埼玉県越谷市 坂井 星太
中国国際放送の皆様、元気にお過ごしでしょうか?10月28日、9440KHZはローカル局並の受信感度では拝聴できました。中国国際放送はいつも電波状態がよく、中国のことをたくさん知るきっかけができてとても助かっています。福建省赤渓村の貧困脱却に向けた30年の歩みを聞きました。暮らしの質がますます向上しているようで何よりです。
日本では、とても寒く、上着や暖房が欠かせない日々が続いていて、寝るときは電気毛布が欠かせません。中国ではいかがでしょうか?また、次の機会にも受信レポートをお送りします。
③高知県香南市 青木 孝道
中国の植林事業に関心があります。中国は文明が早くから開けた国ですので、薪、木炭、建築用材などとして、森林伐採されて、森林面積が減ったと聞いています。今、植林活動は進んでいるのでしょうか、森林面積は中国国土の何%なのでしょうか?植林問題は地球の課題です。CO2が樹木の体へと変わり、固定されて、大気中のCO2が増加するのを防ぐ作用があると思います。10月1日、高知は秋晴れ中秋の名月とともに火星が見えました。日本では、秋の七草の一つススキを飾り、月見団子を食べます。
21世紀人類は月、火星へ到達するでしょうか?人類と他の生物は永久に繁栄するでしょうか?中国では、上海ガニが取れるシーズンになったようですが、高知ではモクズガニが美味しい季節となりました。
以上のお便りを11月18(水)ラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日の「ハイウェイ北京」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday