北京
PM2.577
23/19
【国産編】
一秒鐘 (One Second)
公開日:2020年11月27日
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
主演: 張訳(チャン・イー)劉浩存(リウ・ハオツェン)範偉(ファン・ウェイ)
張芸謀(チャン・イーモウ)の待望の新作『一秒鐘 (One Second)』が11月27日に全国公開決定!本作は張芸謀お得意の人間ドラマですが、このジャンルは『妻への家路(原題:帰来)』(2014)以来6年ぶりとなるため、大きく期待されています。1970年代の中国が舞台で、ある映画の放映事故に巻き込まれた人々の運命を描くもので、監督自身の実体験をもとに映画への情熱と思考を込めた1本となっています。主演に抜てきされたのは、最近の戦争歴史大作『八佰(The Eight Hundred)』や『金剛川(Jingang Chuan)』などで大活躍中の演技派、張訳(チャン・イー)。ヒロイン役はこの張芸謀作品で女優デビューを果たす劉浩存(リウ・ハオツェン)。ベテラン俳優の範偉(ファン・ウェイ)が脇を固めています。話題性満点のキャスティングにも大きな注目が集まっています。一方、張芸謀監督のもう1本の新作『懸崖之上(Impasse)』は現在制作中で、年内に公開される予定です。
【国産編】
羊飼いと風船(原題:気·球)
公開日:2020年11月20日
監督:万瑪才旦(ペマ・ツェテン)
主演:金巴(ジンバ)索朗旺姆(ソナム・ワンモ)楊秀措(ヤンシク・ツォ)
第19回東京フィルメックスのコンペティション部門で審査員特別賞を受賞した話題作『轢き殺された羊(原題:撞死了一隻羊』のチベット族監督・万瑪才旦(ペマ・ツェテン)の2019年の新作『羊飼いと風船(原題:気·球)』が1年越しに一般公開決定!同じく第20回東京フィルメックスで最優秀作品賞に輝いている本作は、子供たちのあるいたずらによって家族の間にさざ波が起こり始める様子を描くもので、チベットの大草原で暮らす家族を通して信仰と現実のあり方について考えさせる作品となっています。主演は、前作『轢き殺された羊(原題:撞死了一隻羊』の金巴(ジンバ)や索朗旺姆(ソナム・ワンモ)らが続投。この作品は昨年8月のヴェネツィア国際映画祭にも出品されました。なお、日本公開は2021年1月22日に決定し、東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される予定です。(ミン・イヒョウ、謙)