第33回東京国際映画祭開催、今年も中国から様々な作品が登場

2020-10-12 16:10  CRI

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 第33回東京国際映画祭が10月31日から11月9日まで開催されます。今年はコロナ禍を受けて、昨年まで実施されていた、アジアの新鋭監督を集めた「アジアの未来」、日本映画の気鋭作品をそろえた「日本映画スプラッシュ」、そして「コンペティション」の3部門を1つの部門に統合し、「TOKYOプレミア2020」として新設することになりました。この部門は様々な賞を競う形式ではなく、全作品を対象に観客が投票する「観客賞」だけが設定されています。
 この「TOKYOプレミア2020」には32本の作品が選ばれており、中国大陸からは『兎たちの暴走(原題:兔子暴力)』『恋唄1980(原題:恋曲1980)』『アラヤ(原題:無生)』の3本が、中国台湾からは『チャンケ:よそ者(Jang-Gae: The Foreigner)』の1本が登場することになっています。

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 『兎たちの暴走(原題:兔子暴力)』は、注目の女性監督、申瑜(シェン・ユー)のデビュー作で、父親と継母と暮らす女子高校生シュイ・チンと、彼女の元に現れた生みの母親との日々を描く物語です。主演は今年の配信番組『乗風破浪的姐姐(Older Sisters Who Brave the Winds and Waves)』で大ブレイクした女優の万茜(ワン・チエン)と、李庚希(リー・ゲンシー)、そして黄覚(ホァン・ジュエ)。

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 『恋唄1980(原題:恋曲1980)』は、デビュー作『ミスター・ノー・プロブレム』でTIFF2016芸術貢献賞を受賞した梅峰(メイ・フォン)監督の第2作で、1980年代の初頭を舞台に、大切な人を失った男女の運命的な恋愛をつづった作品になっています。主演は人気俳優の李現(リー・シェン)や春夏(ジェシー・リー)など。

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 『アラヤ(原題:無生)』は石夢(シー・モン)監督の話題のデビュー作で、息子を失い山に隠遁した男と、暴行され心を閉ざした女と、隠し子として生まれた娘をめぐる物語です。

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 『チャンケ:よそ者(Jang-Gae: The Foreigner)』は、韓国に住む台湾系華人クァンヤンを中心とした青春映画で、新人監督、張智瑋(チャン・チーウェイ)の新作として期待されています。

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 一方、河瀬直美監督と賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、中国の鵬飛(ポンフェイ)監督がメガホンを取る新作『再会の奈良(中国題:又見奈良)』が「特別上映」として選ばれ、先日、第77回ヴェネツィア国際映画祭「栄誉金獅子賞」に輝いた中国香港の許鞍華(アン・ホイ)監督の新作『第一炉香』がワールドフォーカス部門に出品されています。(ミン・イヒョウ、謙)

 

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