北京
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中国の重要な国勢調査の一つである第3回全国国土調査の取りまとめ作業が最終段階を迎えました。大まかなデータを10月末までに確定させることを目指しています。
第3回全国国土調査指導グループ弁公室によりますと、自然資源部がこのほど、今回の国土調査の手配に関するテレビ会議を行い、10月末までに大まかなデータを提出するよう求めました。これを受けて、各地ではデータの確認作業が急がれています。自然資源部は各地に対して、すでに指摘された誤りや不足部分などを修正・補填し、今回の提出で中央政府の基準に合格するよう求めています。
今回の調査には、耕地保護のための重要措置として「耕地資源の質と分類」が取り入れられています。耕地資源を地理的枠組に取り入れて調べ、耕地資源の地理的分布や実際の状況、特徴などを調べ、人と自然の調和のとれた共存という観点から、耕地資源の生態環境を調査することが求められています。特徴としては、耕地の生物多様性に重点が置かれているほか、初めて県クラス単位の調査が行われています。(Mou、謙)