2020年９月23日放送のお便り紹介

①大阪府摂津市     小原　幹雄

北京からのCRI日本語放送を聴きました。夜9時台の11620kHzの受信状態ですが、たいへん良好に聴こえていました。聴いた番組は「ハイウェイ北京」のライフマガジンでした。その中の話題で、外食時に多くを注文し、食べ物を残す習慣をなくすことについてでした。食品ロスを少なくすることは、食料事情に配慮するだけでなく、いろんな面からとても大切なことで、その取り組みが推進されることは、環境にも配慮した取り組みと言えるでしょう。

②東京都大田区     三輪　徳尋

近年、「断捨離」を身につけたライフスタイルを実践する都会の若者を中心として、自家用車を持たない、持とうとしない、「暮らし方」が自動車産業にとっての課題だと言われています。実際、都市部の交通事情が良いところに暮らしていると、地方の賃貸住宅並みの駐車場代など、月々かなりの維持費を負担して自家用車を持たなくても、車を使いたい時に用途にあった、トラックでも借りることができるレンタカーや自宅の近くにあるカーシェアリングで十分と考える方が増えているように感じます。

一方、都心から５０キロほどしか離れていない街であっても、便利なカーシェアサービスはなく、レンタカーは駅前に小さい出張所があるだけで、徒歩や自転車、公共交通で生活することはとても困難です。特に、過疎化が進んでいる地方などでは、タクシーを含めて公共交通は弱体化しており、自家用車を運転できない高齢者は、通院や買い物にも不自由を強いられ、交通弱者となっています。交通の問題だけではなく、地方では地方なりに求められている様々な課題を地方自治体が思い切ってその地にあわせた政策で、きめ細かく実施して、田舎での暮らしが豊かになるようにしていかなくてはならないと思います。

③岐阜県美濃市　　     平野 精一

中国国際放送日本語放送の皆様、こんにちは。

８月下旬から９月の始まりに掛けて、私の住んでいる美濃市では台風の影響で変わりやすい天候が何日か続いています。午前中は晴れたと思ったら、昼過ぎになると天候が急変し一時的にですが雷を伴った強雨が降りました。また日中は３０度以上と暑い日もあり、先日新潟県では４０度を観測したところもありました。しかし、夜になると大分涼しく、以前のような蒸し暑さはなくなり、外では虫の鳴き声を耳にすることができます。今年はコロナの影響で地元では夏祭りや花火が行われなかったので、少し寂しい夏となりました。また夏休みが短縮されたので８月下旬に生徒達が登校する姿を見掛けました。

番組の感想では「中国の旅」の時間を拝聴しました。揚州にある老舗店の後半を紹介していましたが、朝のお茶を飲む習慣や三香と呼ばれるお茶の香りなど経営者の工夫について知ることが出来ました。この放送を聴いて最初は、こちら（岐阜県や愛知県地方）の喫茶店文化と似ているところがあるのかなという印象を持ちました。私は通勤の際に、喫茶店を横切りますが、平日は年配客が多く足を運ぶところをよく見掛けます。おそらく、今回取り上げていた揚州の老舗店も人々の憩いの場になっているのでしょうね。

以上のお便りを9月23日（水）のラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日の「ハイウェイ北京」からお聴き下さい。

ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday