【CRI時評】中米関係を損なうポンペオ氏、自国も傷つける

2020-09-11 12:33  CRI

 「在米孔子学院を年末までにすべて閉鎖することを期待する。」ポンペオ現国務長官は9月に、中米間の人的・文化的交流についてこう述べた。ポンペオ氏はさらに、今後数週間から数カ月以内に中国人留学生の渡米をさらに制限する政策を打ち出すと脅した。

 中米関係の「礎」とされる人的・文化的交流は厳しい局面にある。ここしばらくの間、米国滞在する中国人が嫌がらせを受け、中米の教育・学術交流が妨害され、在米中国メディアが制限・抑圧され、1000人以上の中国人留学生と研究者のビザが理由もなく取り消されるといった一連の事柄は、私利私欲のために国益を犠牲にすることもいとわない米国政治屋の政治的打算を露にし、両国関係を大きく損なうものだ。

 中国人留学生の渡米を妨害することは、米国の大学が客観的な収入を失うだけでなく、米国の科学技術イノベーションにも大きな打撃を与えることになる。関連データによると、在米中国人留学生は米国の全留学生の約3分の1を占め、中国人留学生が毎年米国にもたらす価値は150億ドルを超える。注目すべきは、米ポールソン基金会傘下のシンクタンク「マルコポーロ」が6月中旬に発表した報告書によると、全米トップの人工知能(AI)人材の3分の1が中国出身だということだ。これは、米国の科学技術の進歩が中国人人材の導入と密接な関係にあることを十分に示している。中米間の人的・文化的交流を強引に中断させるというポンペオ氏とその一派の行為は、間違いなく米国の科学技術分野の競争力を大きく低下させるだろう。

 今の米国は閉鎖的傾向、憎しみ・排外的な感情が見られる。このような状況の中で、自分の子供を安心して米国に留学させる中国人保護者がどれだけいるだろうか。アメリカを信頼し、自分の前途を委ねたいと思う世界トップレベルの人材がどのくらいいるだろうか。

 開放的・包摂的・多元的な価値観が存在しなくなると、米国は必然的に衰退に向かうだろう。思慮に欠けたポンペオ氏らは、「中国切り離し(デカップリング)」と制裁を「アメリカ・ファースト」と政治的私利を守る武器にしようとしている。だが、彼らが短剣を手にした時、最初に刺すのは中国ではなく自国と自国民なのだ。(CRI論説員)

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