北京
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ライフマガジン:食料の節約は中華民族の美徳
話題一:北京の学校が再開
新学年が始まり、北京では、新型コロナ感染症予防・抑制の一環として、学年別にずらして学校を再開しました。先週月曜日(8月29日)、小学校1年生、一部の中学生、高校生が登校しました。今週月曜日(9月7日)、小学校二、三、四年生が登場します。また、北京の幼稚園は9月8日と9月11日に開園します。学校の再開は新型コロナの沈静化による結果であり、防疫の素晴らしい成果とも言えます。
話題二:食料の節約
食料の節約は、食べ物に使うお金を節約するだけではなく、食べ物の生産に費やした自然資源を無駄にしないということです。環境資源を大切にすることは、人類にとって永遠の美徳です。さらに、節約というのは低効率や低品質を意味するのではなく、むしろ合理的な配置の下で利益は多くなります。そして個人にとっては、節約や倹約は人としての素養や、家庭教育と品位の現われとみられています。
話題三:魔都の上海と伝統の北京
番組の最後では、首都北京と魔法の都・上海の情報をそれぞれ一つご紹介します。まずは、「魔都」と呼ばれる上海のビッグニュース。なんと、上海で規模最大のショッピングモールが先週オープンしました。総面積34万平方メートル、3千台分の駐車スペースを持つ、単体としては、上海で最も大きいショッピングモールで、ショッピング体験に新たな要素が加わり、長江デルタ地域全体に影響力を持つ「ミニレジャーランド」的なモールづくりに力が注がれています。一方、こちら首都北京では、古き良き北京の旧市街や文化遺跡をより良く保護するため、首都コアエリアの開発計画が国務院の承認を得て発表されました。 計画では、「二軸・一都市・一環」の空間構造が強化されています。二軸とは、北京の南北中軸線とメインストリートの長安街、一都市は3000年以上の歴史を持つ古い北京城。一環とは、北京城を囲む2番目の環状道路、二環路を指します。エリアには、4層の城壁、6つの湖、8つの川、9つの古代建築群、8つの寺院があります。 エリア内の建物の高さ、建築様式、道路のスタイルなどについて厳格に制限しながら、歴史的構造と伝統的な旧市街を基にした都市デザインの強化が求められています。