北京
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北西地域サッカー用芝生栽培基地が陕西省渭南市大荔県内に設けられたのは、2019年10月でした。1年近くが経った現在、同基地は第14回全国運動大会で使用するサッカー場9カ所のレベル向上及び芝生張りの作業を終えました。
北西地域サッカー用芝生栽培基地
渭南市スポーツ産業発展有限公司の李軍奇総経理によれば、同基地を大荔県に設置した理由は、「最優先条件は砂地であること。大荔県は黄河、洛河、渭河の3本の河が合流する地域に位置し、気候や土質の面から、絶好の芝生栽培基地を作ることができる」ことといいます。
敷地内の訓練場
スマート潅水システムの利用 撮影: 杜敏楨
北西地域サッカー用芝生栽培基地は現在、芝生栽培のほか、サッカー訓練基地、修学旅行基地の建設も計画しています。それにより、科学研究や生産、運営、訓練などを一体化させた産業チェーンを構築し、現地の経済発展を牽引して「スポーツ、観光、産業」を融合したモデルを確立し、農村地域の振興に寄与する考えです。(閣、鈴木)