北京
PM2.577
23/19
(1)「小康社会に向かう中国人の暮らし」(新企画!)
2020年、それは中国にとって特別な一年。貧困脱却の堅塁攻略戦の決勝の年、小康社会の全面実現における一里塚の年です。今年6月から、貧困脱却に焦点を当てた大型取材イベントが全国規模で行われ、全国900人の記者が8つの重点地域で人々の生活を密着取材しました。
この時間は、特別企画シリーズ「小康社会に向かう中国人の暮らし」をお届けします。
担当:王秀閣
第10回:什刹海の池を守る男性
この時間は什刹海公園の底に沈んでいるゴミを清掃する北京市内のホテル・長城飯店で働く60歳の陳英さんをご紹介いたします。
(2)「56の民族、56輪の花」
担当:孟群
「56の民族、56輪の花」のコーナーは、イ族、ジンポー族、ジンポー族のことをご紹介いたします。
イ族の若者たち
イ族は火炎崇拝があり、その縁についていろいろな言い伝えがあります。その一つが農作物をイナゴから守るため、それを燃やして駆逐したというもので、旧暦の6月24日、イ族の火祭りの日には、人々が火のともる松明を手に田畑を歩き回り、来年の豊作を祝う習慣がその言い伝えを現在に伝えています。
つづいてはジンポー族をご紹介いたします。ジンポー族の最も重要な祭りはムーナオ祭りです。「ムーナオ」は「みんなで踊ろう」という意味で、毎年旧暦1月15日から9日間行われます。この期間に、会場の広場にジンポー族の主神である「ムーナオ柱」が4本立てられ、柱の上にジンポー族の移住の歴史や文化、風習などが描かれます。人々は柱を囲んで集団で踊ります。
最後にジーヌオ族についてお話ししましょう。「ジーヌオ」とは「母親の兄弟の後についていく」という意味。彼らは母親の兄弟を尊重する民族として知られています。かつて、ジーヌオ族には子供を母親の兄弟に預けて育てるという風習がありました。母親に男兄弟がいない場合は、母親の兄弟となり子供を「甥」と認める男性を見つけることになります。伯父(叔父)のいない子供は孤児とみなされるのです。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください…