北京
PM2.577
23/19
ハイウエイ北京、今日の番組は中国卓球代表チーム主将馬龍選手の話や、中国観光業の安定した回復、そして、中秋節を控えて各メーカーが発売し始めたオリジナル月餅の話題や新型コロナウイルスの感染抑制の話題などについてお送りします。
●「東京五輪」を控えて中国卓球代表チーム主将・馬龍選手が意気込みを語ります。31歳で男子シングルス世界ランキング3位の馬選手は「五輪は楽しみであると同時に、プレッシャーもある。年齢はほとんど気にしていない。なぜなら、スポーツ競技で注目されるのは能力と結果だから。自分が今どの位置にいるか確かめるのが目標だ」と話します。
●新型コロナウイルス感染が収束に向かうにつれて中国の観光業は回復しつつあります。国内の民間航空業の売り上げは昨年の9割の水準まで回復し、一部の人気路線は予約人数が前年同期を上回りました。しかし、予約の増加にもかかわらず航空券価格は上昇しておらず、一部路線はエコノミークラスが前年同期比50%近く値下がりしました。夏休みシーズンの移動コストは過去約5年間で最低となりました。
●中秋節(今年は10月1日)を控え、各ブランドが創意を凝らしたオリジナル月餅の発売が始まり、祝祭日ムードが高まっています。
今年、ギフト用月餅セットを打ち出したメーカーには中国の老舗もあれば、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)やピザハット、スターバックスなどの外資系企業もあります。いずれも製品の包装のデザインに工夫を凝らし、伝説の月の仙女・嫦娥にインスピレーションを得て、満月、モクセイ、扇子、提灯など中国らしい要素が取り入れられています。
●このほど中国青年報社社会調査センターによって行われた、2001人を対象とした調査で、新型コロナウイルス流行期間中に9割以上の人々の「食に対する注意度が変わった」ことがわかりました。肉系の食材には火をよく通し、生ものや冷たい食べ物はあまり食べなくなったということです。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。