2020年8月19日放送のお便り紹介

①東京都大田区　　三輪　徳尋

日本では、「ナイトタイムエコノミー」というキーワードによって、インバウンドにおける夜遊び需要への対応と未開発だった夜の観光経済を活性化させる政策がすすめられていましたが、中国で進められた「食、観光、ショッピング、娯楽、スポーツ、展覧、観劇」を含む多様なライフスタイルに合わせた経済を創る総合的なプロジェクトとまでは言えないものでした。

日本のナイトタイムエコノミーを牽引していた居酒屋文化も、コロナウイルスへの対策と人々の自粛ムードによって苦戦を強いられ、ようやく朝方まで楽しめるようになった若者が集うクラブなども感染拡大の温床とみなされ、スケープゴートとして悪者扱いされてしまっています。

市民として望むことは、スケープゴートを設けることではなく、コロナウイルス対策として、希望する全員がＰＣＲ検査を受けられるような十分な対策を講じ、安心して人々がナイトライフを楽しめるようにして欲しいです。

仕事の帰りに、食事や買い物を堪能したり、映画を楽しんだり、コンサートやライブを楽しむためには、北京市の施策のように、深夜にバスを運行して、地下鉄などの終電を遅らせるなどの都市の公共交通を整備が重要だと思います。併せて、美術館、博物館などの開館時間を延長するなどの政策もあれば、日本でも知識欲求を満たすイベントなどに多くの人が集まるものと思います。腰を据えた骨太の政策が実施されて、しっかりとしたコロナウイルス対策が講じられ、楽しいナイトライフが楽しめる日が来ることに大きな期待をしています。

②埼玉県上尾市     牧 野 新

ハイウェイ北京で紹介されている笹川杯作文コンクール 2019 ですが、何欣霖さんの作文のタイトルにえっ？と驚きました。内容は太宰治作品の読み説きがあり、最後にとてもすばらしい文章を書いていました。こんな作文を書くことのできる彼女の将来がとても楽しみでなりません。そんな優れた作文の集まる笹川杯作文コンクール、今後も是非続けていってもらいたいと思います。

さて、A ちゃんの CHINA NOW で紹介されていたA ちゃんの友達が伝えるチベット　の今」で知り、趙雲莎記者の「チベット日記」を楽しく拝見させて頂いています。ハイウェイ北京でチベットへの鉄道が紹介され、とても乗ってみたくなり、チベットには大変興味があるのですが、趙さんの車内の映像で「標高の高い所では頭が痛くてたまらない」とおっしゃられていたのをお聞きして、訪れるのは無理かなと思っている所です。こうした記者からの文字、写真、動画によるレポートは大変楽しいですね。これからもこうした企画を希望します。最後に、日本語部の皆さんにはくれぐれも体調管理にご留意頂き、ご自愛ください。

③岐阜県美濃市　　　　平野　精一

中国国際放送日本語放送の皆様、こんにちは。

先月７月は、雨の日が多く場所によっては豪雨で、平年よりも倍の雨量を観測し、水害や土砂の被害が出ました。８月１日に東海地方は例年よりも遅い梅雨明けが宣言されました。同じ日に美濃市では３５度を観測し夏らしくなりましたが、これからは熱中症が心配です。日本では一旦、新型コロナウィルスの感染者が減り、通常生活に戻ろうとしていましたが、７月になって再び全国各地で増加し、第２波が到来したと言っています。その為、岐阜県でも独自の緊急自体宣言がされた他、　国内では再び飲食店の自粛が呼び掛けられています。

８月８日土曜日は蒸し暑い１日となり、日中は岐阜県では高温注意報が発令され最高気温３６度、最低気温２３度でした。この日は、北京五輪の開会式から１２年目に当たりますね。干支でいうと一回りしましたが、この日、北京では何か行事などが行われたのでしょうか？それでは、またメールを送ります。

以上のお便りを8月19日（水）のラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日のハイウェイ北京「二時間目」からお聴き下さい。

ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday