北京
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(1)「小康社会に向かう中国人の暮らし」(新企画!)
2020年、それは中国にとって特別な一年。貧困脱却の堅塁攻略戦の決勝の年、小康社会の全面実現における一里塚の年です。今年6月から、貧困脱却に焦点を当てた大型取材イベントが全国規模で行われ、全国900人の記者が8つの重点地域で人々の生活を密着取材しました。
この時間は、特別企画シリーズ「小康社会に向かう中国人の暮らし」をお届けします。
担当:王秀閣
第8回:伝統工芸銀細工が人気 山西省平遥古城
今回は無形文化遺産の伝承者、山西省平遥古城銀細工職人の劉興東さんのお話をお伝えします。
(2)「56の民族、56輪の花」
担当:孟群
「56の民族、56輪の花」のコーナーは、バウアン族とホイ族、エヴェンキ族などの食生活をご紹介いたします。
エヴェンキ族
主に甘粛省に住んでいるバオアン族は、昔から農業を営み、主食としては豆、小麦、大麦、トウモロコシ、芋を、またその他にゴマ、アブラナ、サンショウや、果物として桃、ナシなどを栽培しており、これらの作物が食生活の中心となります。また、宴会で歌われる「宴席の歌」は、独特な食生活とかかわりのあるユニークなものになっています。
また、ホイ族はほとんどがイスラム教徒で、宗教上の理由から豚肉を食べず、羊肉や牛肉を食べます。また、アルコールも禁止で、ホイ族のレストランではメニューに酒類がありません。
さて、山林の中に住む人々という意味のエヴェンキ族は昔、狩猟やトナカイの遊牧民で、シカなどの肉や内臓を食べていました。のちに定住が進むにつれて農業が盛んになり、現在は小麦などの穀類を主食とし、地元の漢族とほぼ同じようになっています…