九寨溝で新たな景勝地4ヶ所が一般開放

2020-08-12 10:44  CRI

 世界中の人々が地震の影響を気にかけている四川省アバ・チベット族チャン族自治州の自然保護区・九寨溝で、新しい「童話の世界」が誕生した。九寨溝県の愛情海(甘海子)景勝地、甲勿海景勝地、嫩恩桑措(神仙池)景勝地、柴門関景勝地の4ヶ所が8日にオープンし、一般開放されたのだ。その他、5G九寨観光、総額363万元(1元は約15.25円)の感謝還元キャンペーン、100万元の電子消費券などの一連のキャンペーンも同日から始まった。四川日報が報じた。

 景勝地4ヶ所が新たに一般開放されたことにより、九寨溝県全域が観光地となる構造が出来上がる。

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九寨溝全域の観光マップ

 九寨溝愛情海(甘海子)景勝地

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九寨溝愛情海(甘海子)景勝地
(画像はアバ旅游網から) 

 九寨溝愛情海(甘海子)景勝地は松潘と九寨の境界にある弓杠嶺に位置し、金犀牛海、芳草海、九曲彩河からなる湖沼群だ。生態・自然と文化が融合する素晴らしい観光体験が楽しめる。

 甲勿海景勝地

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甲勿海景勝地
(画像はアバ旅游網から) 

 甲勿海は九寨溝県勿角鎮に位置する高原の湖で、全長6キロ、湖面の面積は約26.6ヘクタールで、美しい水域、手が付けられていない美しい自然環境、人的・文化的な奥深さが一体となっている。四季がはっきりとしていて、冬は暖かく、夏は涼しく、過ごしやすい気候が特徴。年間日照時間は2000時間以上で、日光浴を楽しむのに絶好の場所だ。

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九寨溝県甲勿海パンダ保護研究園
(撮影:徐中成)

 嫩恩桑措(神仙池)景勝地

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神仙池景勝地
(撮影:楊建、画像は視覚四川から)

 嫩恩桑措(神仙池)は九寨溝県大録郷に位置し、面積は1万2745ヘクタール。九寨溝風景名勝区とは40キロ離れている。標高2200-3200メートルで、翠湖や彩池、石灰棚景観がメインとなっている。

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嫩恩桑措(神仙池)景勝地

 柴門関景勝地

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柴門関景勝地
(画像はアバ旅游網から) 

 「蜀道の難きは青天に上るよりも難し」。唐の詩人、李白は蜀への桟道の険しさをこう記した。九寨溝県と甘粛省文県の境界地点にも四川省に入るための急所があり、「柴門関」と呼ばれている。古代、そこは陰平西道に属し、長安と松州を結ぶ西の山道だった。そして、朝廷と地方を結び、少数民族が住む地域との馬と茶葉を交換する交易を支えた。人民網日本語版」より

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马玥