北京
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(1)「小康社会に向かう中国人の暮らし」(新企画!)
2020年、それは中国にとって特別な一年。貧困脱却の堅塁攻略戦の決勝の年、小康社会の全面実現における一里塚の年です。今年6月から、貧困脱却に焦点を当てた大型取材イベントが全国規模で行われ、全国900人の記者が8つの重点地域で人々の生活を密着取材しました。
この時間は、特別企画シリーズ「小康社会に向かう中国人の暮らし」をお届けします。
担当:王秀閣
第7回:鳥類の楽園を再現 貴州省草海
「小康社会に向かう中国人の暮らし」今回は「鳥の楽園」によみがえった貴州省草海の様子についてお伝えします…
(2)「56の民族、56輪の花」
担当:孟群
「56の民族、56輪の花」のコーナーは、トゥチャ族とサラール族、ウイグル族などの食生活をご紹介いたします。
サラール族の若者たち
トゥチャ族の主な居住地は、湖南省をはじめ、湖北省、重慶市、貴州省など、中西部の内陸です。中国全土で大人気の「麻辣香鍋」は、元々はトゥチャ族の料理。北京でも数多くのレストランで食べられています。辛い物やカホクザンショウ(山椒)の風味が苦手な方でも、店員さんに頼めば味を調整できますので、誰でも楽しめる一品です。
続いて紹介するのは、青海省を主な居住地とするサラール族です。サラール族の料理はシンプルで、昔ながらの素朴なものです。サラール族はミルクティーと麦茶を好みます。麦茶は麦の粒をしっかりと色が付くまで煎ってから砕き、塩などの調味料を入れて陶器で煮て作ります。味は苦めのコーヒーに似ているそうです。
最後は、ウイグル族の食生活についてです。ウイグル族は全民族的にイスラム教を信仰しており、イスラム教の2大祭り「ローザ節」と「クルバン節」の祝いを盛大に行います…