北京
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23/19
①埼玉県比企郡 松本 卓也
日本もそうですが、中国でも各地で豪雨被害がひどいとのこと。3800万人もの方々が被災されているという状況は、日本人には想像を絶するものです。長江の洪水に見舞われている武漢市は、今年は災難続きで住民はたいへんでしょうね。心よりお見舞い申し上げます。
さて日本は、まだ梅雨明けはしておらず豪雨災害もそうですが、新型コロナウイルス感染の第2波が拡大の一方となっております。まさに、「泣きっ面に蜂」という状況です。1年延期された東京五輪もちょうど開催1年前となりましたが、果たしてどうなるのでしょうか?日本だけではなく、世界の感染状況が関わってきますからね・・。
「傷つきやすい女」という中島みゆきのカバー曲、中国語の発音がやはりとってもきれいで、中国語はわからなくても「とてもいい感じだなぁ」と思いました。発音の種類が2万もあるという中国語だからこそ、この美しさ、やわらかさが出せるのでしょうね。
華東師範大学ラクシシュウさんの優秀賞受賞作文、「味わうべき浪人精神」は、私としては久しぶりにいい内容だなと思いました。「本を味わい日本を知る」という作文コンクールのため、「本を味わい」の部分は今回は微妙ではありますが、「日本を知る」という部分では、とても充実しています。中国と日本の文化・習慣の違いからくる価値観の相違だと思いますが、「浪人文化」ということについて、おかげで私自身も改めて考えさせられました。「失敗を恐れず、自分の信じた道を貫き通す」生き方は、日本人には受け入れられやすい価値観ですよね。私も、常にそう思って生きてきました。元々人間というものは、失敗から学ぶ(「失敗は成功のもと」)生き物ですから、ラクさんが共感してくださったことはうれしいですし、是非ラクさんの人生において、座右の銘となって欲しいと思います。
②長崎県東彼杵郡 石橋 聖子
最近、雨の日が多くなり、災害も起きやすい季節になりました。今年はコロナにも注意しながら、この数か月を過ごさなくてはいけませんね。先月放送されたニュースの中で、中国が雨のために被害が起きたことを知りました。
今年1月から6月末までは、コロナのニュースばかりでとても気持ちが落ち込みがちでした。いろいろなことが中止になり、とても寂しい時期もありました。また、このコロナで有名人が二人も亡くなったので、とても悲しかったです。放送はよく聞いています。作文のコーナーはとても興味深く聞いています。中国の人達はよく日本の本を読んだり、テレビを見たりすることが多いことを改めて知らされました。日本の人達も、もっと中国のことがよくわかる本が読めるような環境になるといいですね。日本には、ヘイト的な本が多いことは日本の人達にとって、とても不幸なことかもしれません。ヘイト的な本があっても、それ以上に中国の良さを知らせてくれる本が増えたら、中国を好きになってくれる人達が増えるかもしれませんね。最後に、皆様の健康と幸せを心より祈っています。
③山形県西村山郡 斉藤 新一
こんにちは。北京放送日本語部の皆様。
数十年ぶりにお手紙します。懐かしく思え、とてもよい感じがしました。新型コロナウィルスに関して、武漢の状況は断片しか日本には伝わってこなく、貴局の情報はとても良いと思います。最近思うことは、新型コロナが世界中を駆け巡り、大変な時期に来ていると感じています。こんな時期こそ助け合いの精神が大切に思います。
日本では、2011年3月11日東日本大震災が発生し多くの人が亡くなりました。当時、私も経験をし、ボランティア活動をしていたので助け合いはとても重要と感じました。中国からも援助の手が差しのべられ、感謝しています。当時の経験から書きたいと思います。震災時、必要なことは助け合いということです。食糧を分け与え、お互いに励まして危機的な状況を脱しました。ラジオも電気がない場所で貴重な情報を頼り、ラジオから流れる音楽に癒され、元気づけられました。
震災での経験で、「頑張れ」という言葉は相手を傷つけることを知りました。頑張りすぎて心身が疲れてしまうことらしいです。こんな時には「お互いには頑張りましょう」、「困難を乗り切りましょう」が良いです。北京放送日本語部に出会い、今があることを感じました。新型コロナから克服するまで時間がかかりますが、人類は打ち勝つことができると思っています。
以上のお便りを8月5日(水)のラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日のハイウェイ北京「二時間目」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday