7月31日　金曜日

「一地一食」青海省の料理

　中国西部に位置する青海省は、北部と東部が甘粛省に、西北部が新疆ウイグル自治区に、南部と西南部がチベット自治区に、東南部が四川省にそれぞれ接しています。ここには長江と黄河の源があるほか、最大の内陸高原鹹(かん)湖「青海湖」もあります。青海省とはこの湖が由来で命名されたとのことです。

　青海省は面積が72万平方キロ、2019年末現在、常駐人口は607万人。同省は、多くの民族（漢民族、チベット族、ホイ族、トゥー族、サラ族、モンゴル族）が集中して住む場所なので、料理と軽食などの種類がとても豊富です。西北部では牧畜業が比較的に発達しているため、食材として羊肉と牛肉がよく使われています。南方地域に比べて全体的に料理が豪快なのが特徴です。

　今日は中国のそれぞれの省や直轄市、自治区の料理を紹介するコーナー・「一地一食」をお届けします。この時間は、青海省料理ランキングでベスト7の手抓羊肉、羊腸麺、青海土火鍋、夾沙牛肉、醸皮、ガ麺片、熬飯（日本のお雑煮）をご紹介します。詳しい情報については、是非、この時間の番組をお聞きください。（まとめ：任春生）