北京
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中国陝西省渭南市澄城県堯頭鎮の堯頭窯は、北部地方を代表する民間の磁器を焼く窯です。その歴史は紀元前200年ごろの中国の漢王朝の時代に始まり、窯火は1000年の長きに渡って続き、黄河流域で有名な民間磁器製作遺跡の一つとなっています。今でも、その遺跡には古代の窯30基余りと居住施設75カ所が比較的完全な状態で保存されています。
手作りの陶磁器
堯頭窯の焼成技芸は2006年に中国国家無形文化遺産保護名簿に登録されました。近年、地元政府は伝統の窯を修繕、回復し、堯頭窯遺跡を中心とした堯頭窯生態文化観光区を立ち上げました。歴史遺跡を保存すると同時に、古い黄河文明の魅力を観光客に伝えています。(玉華、柳川)
窯で焼く職人