北京
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西安交響楽団と西安交響楽団合唱団が陝西省渭南市にある華山の西峰で、「華山の頂 雲海音楽会」を開催しました。
音楽会では、無形文化遺産に登録された地元の伝統芝居「華陰老腔」が交響楽と共に山々に響き渡り、古くから伝わってきた素朴な芸能と現代音楽の見事な融合で観客たちを魅了させました。
華陰老腔の出演者たち 写真提供:華山風景名勝区管理委員会
音楽会現場の俯瞰図 写真提供:華山風景名勝区管理委員会
今回の音楽会は華山風景名勝区管理委員会、陝西省華山旅遊集団有限公司の主催によるもので、インターネットのライブ配信により視聴者が1千万人を超えたということです。
華山は、中国では「五岳」と呼ばれる五名山の一つで、「西岳」とも呼ばれており、花崗岩が露出した険しい山肌が続く景勝地として知られています。
「華陰老腔」は中国西北部に伝わる影絵芝居(皮影)の一種です。物語の内容を甲高い声で歌いだすことが特徴で、「老腔戯」とも呼ばれています。2006年、中国で第一陣国家レベル無形文化遺産に登録。(ヒガシ、Yan)