北京
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ライフマガジン:歴史を心に 平和を守る
話題一:歴史を心に 平和を守る
7月7日は日本では七夕ですが、中国の人にとっては忘れがたい一日です。1937年7月7日、日本の帝国主義勢力は七・七事変(盧溝橋事変)の画策を発端に、全面的な対中侵略戦争を発動しました。それから83年が過ぎました。そして、今年2020年は中国の抗日戦争勝利75周年、世界反ファシズム戦争勝利75周年を迎えます。戦争を記念するのは、戦争を避けるためです。いかに戦争の傷跡を乗り越え、心の和解を実現させ、平和と友好を長く続けていくのか、中日両国にとっては、まさに大きな課題となりますね。これからもリスナーの皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
話題二:中日友好は「心」から 竹内亮監督のドキュメンタリー新作
歴史を記録することは、未来に期待と希望を寄せるためです。中日両国の間には、感動的な物語はたくさんあります。最近、中国の南京に暮らしている日本人ドキュメンタリー監督の竹内亮氏が手がけた新作「お久しぶりです、武漢(好久不見!武漢)」がネットで公開され、中日両国で大きな話題を呼んでいます。
このドキュメンタリーは10人の武漢市民に密着取材し、武漢市民の今の生活や都市再開の様子などを記録しました。インターネットでの再生回数は2500万回以上に上っています。このドキュメンタリーは一般市民の視点で、新型コロナウイルスのダメージから立ち直った武漢の状況や武漢人の強靭さ、大らかな性格と度胸をありのまま描写し、人々に感動を与えた。その内容は一般の人々の心に寄り添い、素朴な手法で、真実・善良・人間性の美を伝えている。このように人々の心を暖める草の根の作品が多く誕生してほしいのですね。