北京
PM2.577
23/19
内蒙古自治区ウランホト市の腰楽村の第一書記は、地元のテレビ局でキャスターを10年間務めた斉千恵さんです。斉さんは同市宣伝部の推薦で、2018年8月に赴任しました。
着任と共に、村人に溶け込むための努力が始まりました。中でも、重点対象である貧困家庭97世帯の196人に、自身のことを信じてもらうよう努力を積み重ねました。
斉さんは三つの取り組みを通して、村人の信頼を得ることができました。まずは、村人全員が参加する舞台の開催、次に、村の入り口での交通安全・防犯対策カメラの設置、三つ目は無料診察を行う医師の招聘です。
斉さんが手がけたのは、これら村人全員に恵みをもたらす取り組みだけでなく、貧困家庭一世帯ずつの悩みに耳を傾け、根気よくその解決に向けて努力し、少しずつ村人との距離を縮めました。
2019年、87世帯計196人の腰楽村の貧困家庭はすべて貧困から抜け出すことに成功し、1人あたりの年間収入は2018年よりは1000元余りが増えました。(李、Yan)