北京
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端午節ゆかりの地、湖南省汨羅市を旅する
戦国時代の楚の政治家であり詩人でもあった屈原は、愛国心に燃え、国民からの信頼も厚い人物でしたが、国家を憂う進言を聞き入れてもらえず、現在の湖南省岳陽市汨羅市(県級市)に左遷され、楚の将来に絶望して入水自殺しました。伝説によれば、端午節という祝日はこの事件を悼み、屈原を記念するために形成されたといいます。
汨羅市は湖南省の西北部、汨羅江下流の岳陽市と省都・長沙市の中間にあります。長沙から汨羅市までのアクセスには列車か長距離バスが便利で、20〜50分ほどで到着します。古代からドラゴンボートレースで有名な土地で、現在は「竜舟の名城」とも呼ばれています。
この町の観光の目玉は、屈原を祀る廟や、汨羅江沿岸の自然風景などなど。今週の番組では、端午節と屈原の関係、そして端午節の伝統行事や美味しい粽(ちまき)、さらにメジャーな観光地の屈原廟をご紹介します。是非、お聞きください。(まとめ:任春生)