北京
PM2.577
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「56の民族、56輪の花」(中国の少数民族)(再放送)
担当:孟群
今日は、孟群アナが担当する「56の民族、56輪の花」を再放送いたします。3回連続してお送りいたします。どうぞお聞きください。
まずはメンパ族の話です。メンパ族は歴史の古い、少数民族の1つで、民族の言葉はメンパ語、漢語・チベット語族チベット・ビルマ語派に属するメンパ語を話します。自民族の文字がなく、チベット文字が通用されています。メンパ族は主にチベット自治区東南部のメトク、ニンティ地区に居住し、ツォナ県に集中しています。2010年の第6回国勢調査では、全国にメンパ族の人口は1万561人であることが明らかになりました…
メンバ族の女性
次は、東北部に住むオロンチョン族の話です。2010の第6回国勢調査では8659人存在することが明らかになりました。アルタイ語系ツングース語派ツングース語に属す自らの言語を持ちますが、文字を持っていません。「オロチョン」はこの民族の人たちが自らの民族をいう言葉で、トナカイを意味する「オロン」に、人の意味の「チョン」を合わせてトナカイを飼育する人という意味を持ちます。このほかにも、「連峰の上に住む人たち」という意味もあるとされます…
最後は、人口が特に少ない民族ユイグー族とウズベク族についてのお話です。2010年の第6回国勢調査では、ユイグー族は、人口が1万4378人で,おもに、甘粛省南部の粛南ユイグー族自治県に集中しており、ごく一部が酒泉市の黄泥堡などに居住しています。一方のウズベク族は、新疆ウイグル自治区のイーニン(伊寧)、ターチョン(塔城)、ウルムチなどの都市に集中しています。2010年の第6回国勢調査では、中国にいるウズベク族は1万700人ほどいることが分かっています…
詳しくは番組をどうぞお聞きください。