北京
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中仏合同制作ドキュメンタリー映画『北京人:人類最後の秘密』始動式の北京会場
今年は6月13日が中国の「文化と自然遺産の日」です。この日、中国とフランスの合同制作によるドキュメンタリー映画『北京人:人類最後の秘密』の「クラウド始動式」が、北京とパリの両会場で行われました。始動式では、中国共産党中央宣伝部の副部長である中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長と、フランスのリステール文化相がプロジェクトのスタートを宣言しました。
2021年は、北京市周口店の「北京人」遺跡の発掘から100周年を迎える年であり、中仏文化観光年でもあります。これに際して、CMG映画・テレビ・ドキュメンタリーセンターとフランス国家テレビグループは、世界の視聴者に古代人類の発展と進化の重要なプロセスや中国の先史を知ってもらうために、ドキュメンタリー映画『北京人:人類最後の秘密』の合同制作に乗り出し、中仏文化観光年イベントの一環として、2021年12月に本作を一般公開する見込みです。
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長
慎台長は式辞で、「中国とフランスの友情は試練を乗り越えて存在する。われわれは交流と協力を深め、人類の文化の源を探りながら、感染症を前に人類文明の精神的トーチカを築き上げた。『北京人:人類最後の秘密』は文明の相互交流を物語り、協力とシェアリングの大切さを強調し、中仏両国民と、今回の感染症の脅威を経験している世界の人々に重要な示唆を与えるだろう」と期待を寄せました。
フランスのリステール文化相
一方、リステール文化相は「この映画の制作は両国の協力に欠かせないものだ。生き生きとした文化的協力に敬意を表したい」との考えを示しました。(Lin、謙)