北京
PM2.577
23/19
「56の民族、56輪の花」(中国の少数民族)(再放送)
担当:孟群
今日は、孟群アナが担当する「56の民族、56輪の花」を再放送いたします。3回連続してお送りいたします。どうぞお聞きください。
1回目と2回目はホイ族の話です。
ホイ族はホイホイ民族の略称、中国の少数民族の中で人口が比較的に多いものの1つです。
2010の国勢調査では、台湾省を除いて、大陸部にはホイ族の人口は、1058万6087人。主な居住地域は寧夏回族自治区、ほかにほぼ中国全土に居住しています。ほとんどはイスラム教を信仰し、最も重要な祝祭日は三つ、いずれもイスラム歴に基づくもの:ラマダーン明けの祭(イード・ル・フィドル、イスラム歴の10月1日)、犠牲祭(イード・ル・アドハー、12月10日)、預言者聖誕祭(マウリド・ン・ナビ、3月の10日)です。
ホイ族は土葬の習わしも尊敬され、火葬が普及されている中でホイ族の土葬の習わしが保たれ、各地では専門の土地や山が、ホイ族の墓地として提供されます…
次は、ダウール族の話です。
民族の名前「达斡尔族」は、日本語訳にダウールとダフール2種類ありますが、ダウールの方が、中国語の発音に似ていますから、番組の中では「ダウール」を使わせていただきます。ダウール族は悠久な歴史と農耕文化を持つ民族で、「ダウール」は「耕すもの」という意味です。ダウール族は、東北部の興安嶺、嫩江流域を主な居住地とし、一部は新疆ウイグル自治区の塔城(ターチョン)県に住んでいます。
2010年に行われた第6回国勢調査では、ダウール族は13万1992人で、内蒙古自治区では蒙古族に次いで2番目に多い少数民族です。その起源については、いくつもの説があり、いまだに明らかになっていませんが、その一つは、ダフール族は遼という国のスキタイ族の子孫だということです…
詳しくは番組をどうぞお聞きください。