5月23日　土曜日

「56の民族、56輪の花」（中国の少数民族）（再放送）

担当：孟群

　今日は、孟群アナが担当する「56の民族、56輪の花」を再放送いたします。3回連続してお送りいたします。どうぞお聞きください。

　まずは、タタール族の話です。

　タタール族は新疆ウイグル自治区に分散して居住しており、人口の比較的に集中した居住地区は天山北部のイーリーカザフ族自治州、昌吉ホイ族自治州、ターチョン、ウルムチなどの都市。2010年の第6回国勢調査によりますと、中国に暮らしているタタール族は3556人で、中国で人数が最も少ない少数民族の1つです。

　各クラスの政府機関にはタタール族幹部がおり、若い人々は、中央民族大学や西北民族大学など、少数民族の人材養成をする大学に通い、知識を学びます…

　次は、トンシャン族です。トンシャン族は甘粛省の少数民族の1つで、 アルタイ語系モンゴル語派に属する東郷語を使用し、鎖南、汪家集、四甲集の3方言に分かれます。

　トンシャン族は民族独自の文字を持たず、ほとんどのトンシャン族は、漢語が通じ、漢語の文字を使用しています。2010年の第6回国勢調査ではトンシャン族は人口が62万1500人。トンシャン族の民謡「ホアル」は、中国西北部の甘粛省、青海省、寧夏ホイ族自治区の漢族、ホイ族、チベット族、トンシャン族、ボウナン族、サラール族、トゥ族などの間で歌われるものですが、独特な風情を持ち、中国全土で広く好まれます…

　最後はキルギス族ですユイグー（裕固）族の話です。甘粛省を主な居住地とする裕固族、2010年の第6回国勢調査では、人口が1万4378人で、おもに、甘粛省南部の粛南ユーグ族自治県に集居し，残りわずかが酒泉市の黄泥堡などに住んでいます。ユイグー族の人たちのほとんどは、ラマ教を信仰します…

　詳しくは番組をどうぞお聞きください。