北京
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もし、春が来なければ、私たちはどうやって冬を乗り切ることができるだろうか?
もし、未来を信じないなら、私たちはどうやって焦る今を乗り越えることができるだろうか?
オンライン慈善公演「相信未来(未来を信じる)」が5月4日から10日まで中国の多くのネットプラットフォームで配信され、この史上最大規模のオンライン慈善公演は多くの人々の注目を浴びました。今回の公演では女性シンガー王菲(フェイ・ウォン)、ピアニスト・ランランを初めとするミュージシャン数百人が多くの心を癒す作品を捧げました。今回の中国メロディーは引き続き公演の様子をお伝えします。
数百人ものミュージシャン、愛のために歌う
2020年初め、突如現れた新型コロナウイルスの爆発的感染により、全世界の人々が今もつらい時間を経験しています。この間に私たちは、わが身の危険を顧みず感染症と戦う勇気や、普通の人々の心の葛藤と不屈を目の当たりにしてきました。この間、私たちは心の恐怖を経験しましたが、信念を固め、感染症との戦いに参加し、必ず勝利を収めると信じるようになりました。
これからが、みなが悲しみから立ち直り、未来を迎えるための正念場です。中国音楽界の数百人のミュージシャンはオンラインの舞台に立ち上がり、「未来を信じる」をテーマにし、音楽で人々の心を励まし、愈やしたいと願っています。また、感染症と戦う最前線に立つ人々はこの数か月、苦しい努力を重ねてきたため、素晴らしい音楽に触れることで力に変えられると思っているかもしれません。
すべての音符でこの大地に感謝したい
新型コロナウイルスに直面し、中国音楽界はいまだかつてないほど一致団結を見せ、スーパースターも歌謡界の新星もみな華やかな舞台を降り、自宅や作業場、ひいては田畑で楽器を弾きながら、またはアカペラで歌いました。公演の準備時間は数日間だけでしたが、ミュージシャンたちはみな素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。公演のディレクター・高暁松は「私たちの音楽はこの大地から生み出されたもので、すべての音符でこの大地に感謝したい。すべての感謝と感動はミュージシャンの歌声と奏でるメロディーの中にある」と話しました。
中国ポップス界の女王とされる王菲(フェイ・ウォン)と常石塁がデュッドした「人間」は多くの観客を魅了し、その飾り気のない歌声と心に染みる歌词が多くのファンを感動させてくれました。王菲(フェイ・ウォン)はみなが目の前の困難を乗り越えられるよう励ますため、歌詞をアレンジし、アレンジされた歌詞には希望と力が溢れています。
より素晴らしい自分があってこそ、麗しい未来を迎えることができる
今、感染症対策の全国的警戒状態から少しずつ解放され、人々もようやく緊張した状態からリラックスできるようになりつつあります。慈善公演「未来を信じる」は音楽の形で人々が不安と焦りから脱け出し、通常通りの生活を取り戻すよう呼びかけています。
ピアニスト・ランラン夫婦が奏でたピアノ曲「黄河頌(黄河を讃える)」は優れた表現力で黄河の素晴らしい勢いを描き、仕事や生産を再開する人々の士気を奮い立たせる作品です。 ランランは「未来を予測することはできないが、より素晴らしい自分があってこそ、麗しい未来を迎えることができると信じている」と話しました。
番組の中でお送りした曲
1曲目 待到山花烂漫时(山の花が咲き乱れる時まで)
この歌はロック歌手・耿斯漢が歌ったもので、春の訪れを待ち望む気持ちを表しています。
2曲目 人間(人間)
この歌は王菲(フェイ・ウォン)と常石塁がデュッドしたもので、王菲(フェイ・ウォン)はみなが目の前の困難を乗り越えられるよう励ますため、歌詞をアレンジし、アレンジされた歌詞には希望と力が溢れています。
歌詞:
雨の後にはきっと美しい空があり、
感染症との戦いではみなが有終の美を飾ることを期待している
3曲目 黄河頌(黄河を讃える)
この歌はピアニスト・ランラン夫婦が奏でたピアノ曲で、黄河の素晴らしい勢いを描きました。