北京
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国務院の5月8日の発表によりますと、ショッピングモールやスーパー、ホテル、レストランの全面的な営業再開に続き、博物館や美術館など密閉性の高い施設についても規制緩和の動きが出ているとのこと。そのうち、映画館やゲームセンターは完全予約制を導入して再開されるといった具体的な方針も出ており、待ちに待った新作公開への期待が高まっています。
『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(中国題:数碼宝貝)』
『海獣の子供(中国題:海獣之子)』
『SUNNY 強い気持ち・強い愛(中国題:陽光姐妹淘)』
『再会の奈良(中国題:又見奈良)』
恒業影業(HENGYE PICTURES)の最新の発表によると、日本映画としては、デジモンアドベンチャーシリーズ20周年記念作品『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(中国題:数碼宝貝)』や、今年2月に公開されるはずだったアニメ映画『海獣の子供(中国題:海獣之子)』、篠原涼子×広瀬すず主演による2018年の話題作『SUNNY 強い気持ち・強い愛(中国題:陽光姐妹淘)』、そして、河瀬直美監督と賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督が合同プロデュースし、中国の鵬飛(ポンフェイ)監督がメガホンを取った中日合作『再会の奈良(中国題:又見奈良)』が、中国大陸で順次一般公開される予定です。
『生きちゃった』
一方、2020年に日本で公開予定の新作『生きちゃった』も、中国での一般公開が検討されているとのこと。本作は、2019年6月に上海国際映画祭で発表されたプロジェクト「B2B(Back to Basics)A Love Supreme」=「原点回帰。至上の愛」の一環として制作されたもので、『舟を編む』『バンクーバーの朝日』『町田くんの世界』などで知られる石井裕也がメガホンを取り、男女3人のもつれた人間関係を描くものとなっています。主演には仲野太賀と若葉竜也が抜擢されたほか、AKB人気で中国でもファンの多い大島優子が出演しています。大島は初めて不倫妻の役に挑戦したことで注目を集めています。なお、本作の中国タイトルは『只能唱的心声』です。(ミン・イヒョウ 謙)