北京
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ライフマガジン:中国博物館のクラウド見学とライブ配信
話題一:博物館の「クラウド見学」
5月18日は国際博物館の日です。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、1ヶ月以上閉鎖されていた中国各地の博物館が続々と再開しています。消毒やスマートガイド、科学的な入場者制限、入場券の「無接触」購入などの対策を講じて、安全な運営を保証しています。また、博物館や景勝地など、文化・観光産業は、オンラインでの「クラウド見学やクラウド観光」など、斬新なサービスの開発を通じて、新たな運営スタイルや発展の可能性を探っています。
話題二:人気沸騰中のオンライン見学
テクノロジーを利用して、博物館や景勝地の見学を現代化させるというのが、今後の主な方向だとみられています。オンラインで文物や景色を眺め、ガイドの説明をライブ配信で見ることができるように、実際に現地を訪れなくても、家にいながら見学できる臨場感を楽しめます。例えば、最近、人工知能(AI)技術を利用して修復された映像「100年前の老北京」が中国のネット上で大きな話題を呼んでいます。
話題三:再開された中国 格別な活気を見せる
世界文化遺産に登録されているチベット自治区の「ポタラ宮」今月1日に、ショッピングサイト・淘宝のライブ配信プラットフォーム「雲春游」で初めてライブ配信を行い、9日には2回目のライブ配信を行いました。ライブ配信を通して、貴重な文化財をPRすると同時に、文化財の保護や利用状況、チベットと中国内陸部の緊密な関係のある歴史を紹介し、一人でも多くの人に、ポタラ宮の文化的魅力を自宅にいながら味わってもらいたいのです。