北京
PM2.577
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「56の民族、56輪の花」(中国の少数民族)(再放送)
担当:孟群
今日は、孟群アナが担当する「56の民族、56輪の花」を再放送いたします。3回連続してお送りいたします。どうぞお聞きください。
まずは、トゥ族についてです。トゥ族の主な居住地は青海省互助トゥ族自治県、民和、大通、それに甘粛省の天祝チベット族自治県にも一部住んでいます。2010年の第6次国勢調査で人口は28万9565人。トゥ語という独自の言葉がありますが、文字がなく、40年ほど前の1979年に政府が、アルファベットに基づくトゥ語の文字を作り出しましたが、チベット語、漢語の文字を使うのがほとんどです。トゥ族のほとんどはチベット仏教を信仰します。
続きまして、サラール族についてです。サラール族の主な居住地は、黄河南岸にある青海省循化サラール族自治県と化隆ホイ族自治県の甘都郷。サラール族のおよそ90%は青海省に、残る10%は、甘粛省の積石山県に居住。サラール族の人口が13万607万人、ほとんどはイスラム教徒です。サラール族は礼儀を重んじます。その多くはイスラム教の教えによるものです。
最後に、ウイグル族の話です。中国にいるウズベク族は新疆ウイグル自治区のイーニン(伊寧)、ターチョン(塔城)、ウルムチなどの都市に集中しています。2010年の第6回国勢調査では、中国にいるウズベク族は1万700人ほどいることが分かりました。1987年7月2日、ムールイカザク族自治県の大南溝というところで、ウズベク族自治郷が生まれました。全国で唯一のウズベク族自治郷です…