北京
PM2.577
23/19
最近、米国の一部の人間がいわゆる「広州でアフリカ人が差別されている」というデマを捏造し、米国の広州総領事館もアフリカ系米国人が広州で差別に直面していると主張して「政治的な言いがかり」をつけている。彼らのこうした操作の目論見は極めて明らかで、中国とアフリカの対立をたきつけようとしているにすぎない。
真実は真実だ。中国がアフリカの友人をどのように扱っているかはアフリカの友人がもっともよく知っている。ナイジェリアのジョフリー・オンエアマ外相は最近、一部のナイジェリア国民が広州で防疫規定を厳守していないと明らかにしたが、一部のソーシャルメディアは関連する動画の一部分を自分たちに都合よく解釈して引用し、誤った解釈を加えた。ナイジェリア情報文化省のオチュコ氏は、米国をはじめとする西側が世論を操作し、関連する動画を都合よく編集してソーシャルメディアに大量にアップロードしたもので、「すべての誤解はこれらの動画の偏った解釈に拠るものだ」と直接的に指摘している。
アフリカの友人たちが、中国が現在採っている措置が「すべては感染症との戦いに正確に狙いを定めるため」であり、自国民や中国に居住している外国人の健康に対して強い責任を持ち、誰に対しても平等で、絶対に差別はないことを十分に承知しているのは明らかだ。海外からの感染症流入の圧力が最も高い地域の一つとして、広州市は最近すべてのハイリスクな人々及び航空便に対して重点的な一斉調査を行い、合わせて1万5000人について自宅あるいは集中隔離措置を実施した。そのうち4600人あまりは外国人で、その中にはアフリカの居留民もいればロシア、米国、オーストラリアなど13カ国の国民がいる。
人々は、感染症の発生以来、米国の一部の政治家とメディアが国際社会で中国に対する不満と対立を絶えず煽っていることを知っている。「中国ウイルス」「武漢ウイルス」という言葉を故意に使い、他国に対する中国の医療援助を「不純な動機によるもの」と中傷し、仲を割くために双方をけしかけることが、米国が中国に汚名を着せる攻撃の重要な手段になっている。それはまた、全世界が団結、協力して感染症と戦うのを破壊する力となっていることを人々は知っている。(CRI論説員)