北京
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①神奈川県川崎市 及川 三晶
4月4日の放送で解説「中国で全国的な追悼式英雄に敬意を、未来には祈りを」を拝聴し、とても感銘を受けました。中国では2020年4月4日に全国的に国を挙げて新型コロナウイルス肺炎で亡くなられた方々3335人の追悼式がとり行われたとのこと。新型コロナウイルスとの闘いの中で犠牲になった烈士と同胞を追悼したことに心から敬意を表します。このウイルスとの闘いは現在、世界各地で繰り広げられていますが、その中で中国では感染のスピードが沈静化しているのは特筆すべき点だと思います。それには、中国がこの感染症に対し初期対応から防疫、フォローアップまで適切に対処してきたからに他ならないと感じています。
現在、中国はいち早くこの新しい感染症で成果を挙げた実績を元に世界各地へ救済の手を差し伸べているのには頭が下がる思いです。日本への検査キット、マス ク、防護服などの援助には隣国の友人として心が温まります。中日が手に手を取り、共に協力していけば必ずやこの戦いに勝利すると確信しています。必ず勝利を勝ち取りましょう。
②宮城県仙台市 秋葉 浩之
中国では新型コロナウイルスの封じ込めに成功し、武漢市も外部に通じるルートが再開したそうですね。日本は、残念ながら感染者数が増加の一途を辿っており、大都市では緊急事態宣言が出されましたが、諸外国のように強制力を持った宣言ではないため、どれだけ効果があるのか少々疑問です。
こちら仙台でも宮城県と仙台市から外出など自粛の要請が出ています。会社からはまっすぐ帰り休日も家で過ごすことが多くなり、時間を潰すためにYou Tube(ユーチューブ)を見ることが増えました。先日、数年前に日本でも話題になった、日本式の英語を歌った「東京盆踊り」の動画を見たのですが、この曲は黄明志(ネーム・ウィー)という中国系マレーシア人が作ったそうです。
ふざけた風貌とは裏腹に結構、真面目でいい曲も作っていたことがわかりました。とりわけ「漂向北方」という曲は、マイナーコードの曲調に中国語のラップを合わせた完成度の高い曲だと思います。北京をモチーフにした中国語の曲ということでリクエストします。
③岐阜県美濃市 平野 精一
今月、美濃市は近くの公園を中心に桜が満開に咲いています。私の住んでいる岐阜県は桜の名所が多くあり、国の天然記念物に5カ所指定されています。その中でも本巣市(もとすし)根尾の「根尾谷(ねおだに)淡墨ザクラ」が全国的に有名で多くの観光客が訪れますが、今年は新型コロナウイルスによる自粛ムードで例年より観光客が減ったと聞きました。
「ニュース」では、武漢の都市封鎖が解除され、日本でも解除を喜ぶ市民や色鮮やかなネオンの様子を大きく伝えていました。完全ではないにしろ状況が好転に向かっていますね。日本では東京を中心に非常事態宣言が発せられ、収束へは道が遠いです。
「中日交流カフェ」の時間でも、新型コロナウイルスによる郵便物の遅れについても伝えていました。私は電子メールを利用しているので問題ありませんが、1日でも収束を願い日常が戻ることを願いたいです。また最後の成語・四字熟語のコーナーで、三国志の貂センと唐代の楊貴妃の美しさから月が雲で隠れたり、花がしぼんでしまう話を聴いて、昔の人たちの例えの上手さを感じさせられました。
以上のお便りを4月22日(水)のラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日のハイウェイ北京「二時間目」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday