北京
PM2.577
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(1)「「56の民族、56輪の花」(中国の少数民族)(再放送)
担当:孟群 星和明
今日は、孟群アナと星和明アナが担当する番組「中国の少数民族」を再放送いたします。2回連続してお送りいたします。どうぞお聞きください。
まずは、貴州省と主な居住地とするミャオ族についてお話しします。漢字で苗の族と書くミャオ族、人口は約1000万人、中国少数民族の中で4番目に人口が多い民族。古くから転々と居住地を変えていたことから、国内の広い地域、さらに海外にも数多く居住しています。
各地のミャオ族は、それぞれの方言を持ち、服装にも特徴があります。女性の服装の色や模様によって黒ミャオ、白ミャオ、青ミャオ、赤ミャオ、花ミャオに大きく分けられます。黒ミャオは貴州省東南部、白ミャオや青ミャオ、花ミャオは貴州省の西部から雲南省にかけての地域、赤ミャオは湖南省西部に居住しています。ミャオ族の銀のアクセサリーは全国的に有名で、民族を問わず、多くの人に愛用されます。銀のアクセサリーは長い歴史を持ち、竜や鳳凰の模様がよく見られます…
次は、同じく貴州省を主な居住地とするブイ族についてお話しします。ブイ族は、人口の97%が中国西南部に居住し、2010年の国勢調査で287万人。全国の少数民族の中で11番目に人口が多い民族です。
ブイ族はチワン族と同じルーツを持ち、古代の江蘇、浙江、福建、広東一帯にいた「百越」が祖先とされています。今でも昔の「越」の国の風俗・習慣である欄干式の家、銅製の太鼓を打つという風習が残っています。また、ブイ族は、前漢の頃の「夜郎」という民族と関連性があるとも言われています。詳しくは番組をどうぞお聞きください。