【CRI時評】流行阻止達成が犠牲者と死者への最善の救済慰めだ

2020-04-04 20:19  CRI

 4月4日は故人を偲ぶ中国の伝統的な祭日-清明節だ。今年のこの日、中国は国を挙げた追悼活動を行い、新型コロナウイルスによる肺炎で犠牲になった烈士と亡くなった人々に哀悼を捧げた。これは人々を最優先するという理念と、生命に対する尊重を十分に体現している。

 生命の尊重こそ、中国が僅か2カ月で感染症を効果的にコントロールした鍵だ。感染症に直面し、中国の習近平国家主席は一貫して人々の生命の安全と健康を最優先することを強調した。中国が感染症の予防・抑制活動で短期間に見事な成果を収めたのは、命を救うというテーマにしっかりと密着していたからだ。

 だが、憤懣やる方ないのは、西側の一部の悪辣な政治家とメディアが自らの利を図るために、イデオロギー的偏見に基づいて、中国が適時発した知らせや通報を意図的に無視し、感染症を口実に中国を中傷する攻撃を行っていることだ。さらに悪辣なのは、全世界で感染症がますます猛威を奮っている折から、西側の一部の政治家が自身のガバナンス能力の無能さを覆い隠すために、絶えず中国に「責任をかぶせている」ことだ。

 彼らのやることなすことは、米国の人々の生命と安全を極端に軽視しているだけでなく、中国人民の巨大な努力と犠牲に対する悪意ある中傷だ。

 デマはあくまでもデマであり、必ずや真相を暴かれる。1日に行われた記者会見で、世界保健機関(WHO)健康危機管理プログラム責任者のマイケル・ライアン氏は中国のデータが「不透明」だといういわれのない指摘に反駁した。

 中国は一貫して、公開、透明、責任を負うという原則を堅持し、米国を含む国際社会と協力してきた。中国は既に120の国々及び4つの国際機関に緊急援助を提供するとともに、多数の国々に医療チームや専門家チームを派遣して治療活動に当たっている。中国の一連の診療技術文献は、全世界の180の国々、10以上の国際機関、地域機関に適宜共有されている。

 中国のこのような行動は、より多くの生命を救うために努力したいということの表れだ。なぜなら、中国は、ウイルスには国境がなく、人類が一つの運命共同体であり、他人を助けることはすなわち自身を助けることであることを深く理解しているからだ。

 中国人民の献身と犠牲を謗ることは許されない。全世界が速やかに感染症に勝利することが、犠牲者となくなった人々全てに対するもっとも良い慰めとなる。(CRI論説員)

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