北京
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中華料理めぐり・上海料理(後編)
上海料理は、江南地域(揚子江流域)の伝統料理の1つです。こってりとして醤油の色は濃いですが、塩味がちょうどよく、食材本来の味を活かしているのが特徴です。特に、砂糖が多めで甘めの味付けが多いことで知られています。
上海料理はもともと、醬油で煮る料理と強火で短時間で炒めた野菜料理などがメインでしたが、近くにある江蘇省の無錫市、蘇州市や浙江省の寧波市などの地域の調理法を取り入れ、更に、広東料理、淮揚料理、福建料理、四川料理などの全国の料理からも調理法を吸収して、現代的な上海料理が形成されました。
この時間では、上海料理の看板料理である紅焼肉、八宝鴨、白斬鶏、芙蓉蟹斗を詳しくご紹介します。是非、お聞きください。(まとめ:任春生)