劉亦菲主演の実写版『ムーラン』 全世界で上映中止に！ 新型肺炎の影響で

　新型コロナウイルス肺炎の世界的大流行を受けて、本来であれば今年3月27日に北米で、4月17日に日本で一般公開される予定であった待望のディズニー映画『ムーラン』が、米国と日本を含む世界各国で上映中止となることが発表されました。新たな公開日は未定です。

　中国の人気女優・劉亦菲（リウ・イーフェイ）が主演を務める本作は1998年公開のディズニーアニメ『ムーラン』の実写版リメイクで、中国の南北朝時代の叙事詩『木蘭辞』をベースに、父に代わって軍に入り、男装して敵と戦う少女・花木蘭（ファ・ムーラン）の活躍を描いたストーリーです。劉亦菲のほかに、中国からは李連傑（ジェット・リー）や甄子丹（ドニー・イェン）、鞏俐（コン・リー）といったトップスター陣がキャスティングされています。

　一般公開に先駆け、この作品のワールドプレミア上映会と英国プレミア上映会がそれぞれ3月10日に米ロサンゼルスと3月13日に英ロンドンで行われ、劉亦菲がいずれの上映会にも登場し、注目を集めていました。

英国プレミア上映会に登場した劉亦菲

　新型肺炎の感染拡大を受け、ロンドンでのプレミア上映会ではファンが大勢集まるレッドカーペットがキャンセルとなり、上映会だけの展開となりました。上映会ではメディアからの好評を受けたため、新型肺炎の終息後に改めて一般公開され、興行上の好成績を収めることが予想されています。（ミン・イヒョウ　謙）